4人の神霊と謎の僕

紅蓮の嚮後〜桜の鎮魂歌〜

郊外の小高い丘に佇む
桜の大樹の傍に建つ喫茶店——

喫茶『桜』

悩みを抱え訪れた者は
そこで自らの過去と向き合う事になる

だが、その店には
もうひとつの役割があった

不死の呪縛に囚われた美しき魔女
彼女を守る者
そして、過去に劫火で灼かれ
怨念を抱く転生者たち——

絡み合う因果の鎖は
やがて避けられぬ悲劇へと収束していく

血塗れの運命が交わる時
嚮後にて響くのは——

桜の鎮魂歌

Mask of the Delinquent

牡丹学園高校に通う潤間朝日は、金髪にピアス、挙げ句の果てに、校内で喫煙し、他校の生徒とと喧嘩に明け暮れる日々で顔中傷だらけ。
そのせいで教師から、落ちこぼれのレッテルを貼られ、目の敵にされていた。
しかし、朝日はある目的のために不良生徒を演じているのだった。その目的とは？

謎スキル【ンゴ】のせいで追放された件ｗｗｗ　～なお、実はメチャ便利な能力やった模様～

「ンゴ？　なんやこれ……」

ワイがレベル10になったときに手に入れたスキル、それは【ンゴ】。意味も効果も不明、ただ口調が崩れるだけのゴミスキルやった。

仲間のレオンは剣術スキルを獲得し、リリィは火魔法を使えるようになった。二人はどんどん強くなっていく。せやけどワイは……何もできへん。モンスターとの戦闘中も「下がっててくれ」「邪魔よ」と言われる始末。

そんでついに、レオンから言われたんや。「もう潮時だと思うんだ」ってな。
リリィも悲しげな顔でこう続ける。「私たち、もう進む道が違うの」

――こうして、ワイは無能冒険者としてパーティーを追放された。
でもな、まだ終わりやない。【ンゴ】にはきっと何か隠された力があるはずや。
……多分な？

超イケメン✧ホストクラブ

都市伝説のようにも噂されている、超が付くイケメン揃いのホストクラブ──「超イケメン✧ホストクラブ」

そこは、ホストに選ばれたお客しか訪れることが叶わないと言う……そんなちょっと風変わりなお店に、銀河と名乗ったホストから誘われた、大学生の夏目 理沙(なつめ りさ)

初めは、チャラくて軽そうにも見えたホストの銀河を、警戒していた理沙だったけれど、お店へ行き他の３人のホスト達と出会い、彼の隠された過去や、本当の素顔などを知っていく内に、次第に気持ちが惹かれていく──


「超イケメン✧ホストクラブ」メンバー

銀河(ぎんが)　右から２番目

流星(りゅうせい)　左端

天馬(てんま)　左から２番目

三日月(みかづき)　右端


4人の超イケメンたちとともに過ごす、極上のひとときを……

『超イケメンホストクラブ』で、

あなたも、ホストと甘い恋をしてみませんか？

煩悩フルスイング！！！　～男女混合の甲子園を最強ハーレムで駆け上がれ～

「ふんっ！　あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね！！」

　相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
　彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。

「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」

　俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
　そこにはこう書かれている。

先攻・桃色青春高校

1番左・セツナ
2番二・マ　キ
3番投・龍之介
4番一・ミ　オ
5番三・チハル
6番右・サ　ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ　イ
9番中・ノゾミ

　俺以外は全員が女性だ。
　ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
　男女の差は小さい。
　何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ！！

「ふーん……、面白いじゃん」

　俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
　確かに、彼女は強い。
　だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。

「いくぞ！　みんな！！」

「「「おぉ～！」」」

　こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
　思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
　まず――