テラーノベル
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私はこの精神科のクリニックの院長を務めている。
今は診療を他の医師に任せているが、時折非常勤として
昔から受け持っている患者の診療を行なっている。
今日の患者は緑色の宇宙人に連れ去られるという妄想の持ち主だ。
なかなか薬が効かず、困っている。
患者
山本
山本
山本
患者
患者
患者
患者
やっと薬の効果が現れたか…長かったな…
完治したようだし、肩の荷がおりたな…
山本
患者
患者
患者
自己認識もはっきりしているようだし…
完治とみなしてもよさそうだな。
山本
山本
山本
山本
患者
患者
患者
ふう…次の仕事に戻るか…
患者
患者
山本
山本
数十分後…
今日の診療も終わった…
治ったように見えてなかなか完治しないのが、
この精神疾患の恐ろしい所だな…
根気よく付き合っていかねばならない…
看護士
看護士
看護士
看護士
看護士
山本
山本
山本
山本
看護士
看護士
院長先生
院長先生
院長先生
院長先生
院長先生
コメント
2件
面白かったです!またお話見させてもらいます!
そういうことか、"その院長(患者の方)が精神疾患の持ち主で自分は病院の院長と妄想している、ということで看護師さんたちはそのお遊びに付き合っている、と言う、お話ですね。いやぁ、たまにはこういうミステリーや、ホラーでもいいもんですね。