⚠️太中小説⚠️健全?
二人は事務所のソファに座っている
本来一人用のそれになぜか二人で座っている
中也
なあ、太宰
太宰
なに、中也
中也
近ぇんだけど
中也がそういうわりに立たない
太宰は書類をめくりながらちらりと横を見る
太宰
そう?
中也
肘、当たったんだよ
太宰
君が動かなければいいだけじゃないか
中也
…チッてめぇな
中也は睨みつけようとして言葉を止めた
太宰が真剣な顔で資料を見ている
太宰
…めずらしい
中也
なにがだ?
太宰
静かだ
太宰
君が逃げないから
中也
は?
太宰
いつもならもう立ってる
中也は一瞬言葉に詰まる
中也
別に…疲れているだけだ
太宰がほんの少し距離を詰める
中也
ちょ…
太宰
嫌?
中也
嫌なら言う
中也は黙り込む
数秒後ぼそりと呟いた
中也
…言ってねえだろ
太宰が顔を上げる
その視線に気づいた瞬間、中也ははっとして顔を背けた
中也
見るな///
太宰
顔、赤いね
中也
気のせいだ!!
帽子を深く被るが耳は赤い
中也
てめえが変に落ち着いているからだろ
太宰
そっか
太宰
じゃあずっとこのままでいい?
中也
…勝手にしろ
中也はそう言いながら身を引かなかった






