ベソ
本当にいいんですか?
僕は驚きの声を上げてしまった
フェイ
ええ、魔力の安定のさせ方も修得できてるし
フェイ
言っていいわよ。料理学校
フェイ
この町、私も気に入ったし、しばらく居ようと思ってたから
フェイ
お金に関しては心配しなくていいから
そう言ってフェイ様は微笑んだ
僕の魔力はフェイ様よりも強大らしく
一時期は暴走すると危険だとして
一人で外出するのは必要最低限に抑えていたが
フェイ様の指導によって、魔力を安定させることが出来た
フェイ様に仕えてもうすぐで半年ほどになる
身の回りのお世話をしている中で
自分は料理が好きなことに気づいた
僕はもっと料理を学びたいと思うようになった
料理本だけでは限界があるし
フェイ様は料理は出来ないから習うことは出来ない
だから料理学校に行きたいとフェイ様に伝えた
フェイ
いい経験になるし、行くなという理由は無いわ
ベソ
ありがとうございます!今まで通り、家事等はしっかりこなしますから
フェイ
無理はしないでね
ベソ
はい、しっかり学んで、おいしい料理をフェイ様にお出しできるように頑張ります
フェイ
あら、今でも十分美味しいのに、期待させるわね
それからあっという間に月日が経った
僕には料理の才能があるのか
料理学校の先生もよく褒めてくれた
もうすぐ卒業というところであることを先生に提案された
フェイ
え、推薦?
ベソ
はい、先生が公爵邸の料理人として推薦したいって
フェイ
・・・
ベソ
でも僕は
フェイ
ごちそうさま
フェイ様は食事途中なのにいきなり立ち上がり、席を離れた
ベソ
フェイ様、あの僕は
バタン
フェイ様は自室に戻ってしまった
ベソ
どうしたんだろう
<フェイの自室にて>
フェイ
・・・もう、時がきてしまったのね
<契約書を見る>






