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美怜
はぁ…
美怜
（仕事してたらもうこんな時間になっちゃった）
美怜
(明日も早いしもう寝なきゃ…)
ピコンッ
美怜
こんな夜遅くに誰…って
美咲
助けて😭
美怜
こんな夜遅くにどしたの？
美咲
あ！みれいぃ〜〜！！
美咲
助けてぇ〜〜〜😭😭
美咲
もうやだァァァ😭😭
美怜
ちょ…
美怜
分かったから落ち着いて！
美咲
ごめん…( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )
美怜
で？
美怜
どしたの？
美咲
私ね、、今日引っ越したのね
美怜
うん知ってる
美怜
何なら手伝いに行ってる
美怜
荷造りも手伝ってる
美咲
その節はご迷惑をおかけしてしまい…
美怜
まったく
美怜
本当お姉ちゃんって鈍臭いよね
美怜
お陰様で仕事さっき終わったわ
美咲
(´；ω；｀) ごめんﾈｪ…ぅぅ
美怜
別にいいけどさ
美怜
なんかあったの？
美咲
うん…
美咲
ちょっとお願いしたくて
美怜
何？
美咲
私がトイレ行ってる間電話しててくれない？
美怜
は？
美咲
美怜が帰った後、旦那に言われたんだ
美咲
ここ事故物件かもって…
美怜
え…
美怜
ヤバいじゃん
美咲
だよね
美咲
不動産会社にはそんな事言われてないんだけど
美怜
なんで義兄さんそんなこと知ってるの？
美咲
前に不動産屋で働いてた友人に聞いた話を思い出したんだって
美怜
なるほどね
美咲
だから美怜お願い！
美咲
電話しててくれない？
美怜
義兄さんに頼めばいいじゃん
美咲
彼、１回寝たら中々起きないし…
美咲
それに起こしたら悪いし…
美怜
…はぁ、
美怜
しょうがないなあ…
美咲
ありがとう〜〜😭😭😭
美咲
正直言って漏れそうだから、すぐかけるね！
美怜
はいはい
美怜
本当に手がかかるなぁ…
美咲
もしもし美怜〜
美怜
はいはい姉ちゃん
美咲
絶対切らないでね！！絶対ね！！！
美怜
分かってるから
美怜
早く行ってきて
美怜
トイレに着いたらちゃんとミュートしてよね
美咲
分かったから切らないでね😭
美怜
あーしつこい
美怜
分かったって
少し時間が経ち
美咲
美怜〜終わった〜
美怜
そっか
美怜
じゃあ寝るね、明日早いし
美咲
待って！
美咲
寝室までお願い〜😭
美怜
あー分かったよ
美怜
てかどうせ廊下の電気つけてるんでしょ？
美怜
私いらないじゃん
美咲
普段ならそうだけど今回は別なの！！
美怜
はいはい
美咲
怖いものは怖いの！！！
美怜
じゃあさっさと戻って…
フッ
美咲
キャーーー！！！
美怜
なに？！
美怜
どうしたの！お姉ちゃん？！！
美咲
ブレーカー、落ちた…
美怜
え？
美咲
絶対お化けだよぉ…怖いよぉ…
美怜
（なんでブレーカーが…）
美怜
とりあえずブレーカー入れに行きなよ
美咲
無理…怖い…
美怜
私が電話しててあげるから
美怜
早く行ってきて
美咲
う、うん…
美怜
…
美咲はスマホのライトをつける
美咲
…よかったぁ、電気ついたぁ
美怜
一応、場所確認しておいて正解だったね
美咲
うん！ありが…あれ？
美怜
どしたの？
美咲
窓が開いてる
美怜
え
美咲
今日窓開けてないんだけどな…
美怜
義兄さんが開けたんじゃない？
美咲
彼寒がりなのに？
美怜
…
美怜
お姉ちゃん、逃げて
美咲
え？
美怜
もしかしたら、幽霊より厄介なのが来たかもしれない
美咲
え、それって…
ガ タ ン ッ
美咲
え、なに…
美怜
いいから早く！！！
美怜
窓からでいいから！！！
美咲
わ、分かった！
翌日
美怜
お姉ちゃん、危なかったね
美咲
本当、美怜から逃げろって言われた時は何事かと思ったよ〜
美咲
でもどうして分かったの？
美怜
まずブレーカーが落ちた事かな
美怜
古い家ならともかく、新築リフォームでそれはないと思って
美怜
まあ幽霊の線もちょこっと考えたけどね
美怜
でも窓で確信したよ
美咲
なんで？
美怜
だって、幽霊だったらわざわざ開けなくてもいいじゃない
美怜
それに、空き巣はガラスに小さな穴を開けて入ることが出来るしね
美怜
お姉ちゃんに確認してもらおうと思ったけど、襲われたら身も蓋もないからね
美咲
そっかー…
美咲
美怜ってすごいねぇ〜
美怜
これ他人事じゃないからね？！
美怜
下手したらお姉ちゃん殺されてたかもしれないのに！
美咲
うぅ…ごめんなさい
美怜
あと、義兄さんもね！
瑛太
はい…
美怜
だから言ったのに！
美怜
セキュリティにもっと力を入れろって！
美怜
事故物件よりもなによりも
美怜
人間が1番怖いんだからね！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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