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俺は薄れていく記憶の欠片の中に
倒れていく母や弟が見えた。
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誰も答えてくれない問いを訴えることしか出来ない。
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地獄の底まで追いかけてやるッ、
幼少期の頃の”怒り”は天まで届いて。 その子供を人外にしてあげたんだって。
…これは今から僕が皆に伝える
僕しか知らない二人の少年のおとぎ話。
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死んだあと僕は地獄に墜とされた。
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死ぬ前に思ってたより地獄はマシで
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荷物を運んだりするだけの雑用係に使われていた。
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時折扉の向こう側から聞こえてくる呻き声。
…
…
…
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他の人はもっと地獄なのかもしれない。
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ガチャッ
ドンッ
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開くはずの無いだろうと思っていた扉が急に開いて つい、驚いてしまう。 おまけに、当たってしまった自分の左足からは血が出ている。
でも…、そんなことよりも。
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その子は全身傷だらけで。 殴られたような痣も隠そうとしているが、破れた長袖の隙間から、 どうしても痛々しい痣が見えてしまう。
…
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少し静止していると、先程叫んでいたような声の主に何故か謝られた。
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…
その子は何かに怯えているようで。
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…
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…この地獄では絶対的なルールがある。
その1。自分より目上の方には絶対に歯向かわない事。
その2。地獄から出ようとした場合、厳しい処罰を受けなければならない。
その3。地獄からは絶対に出ルな。
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一番下…、
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…
…
偽笑いだろうか。
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僕は静かに首を横に振る。
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この言葉は実際に嘘ではない。
何故か地獄に行くと痛覚が鈍るのだ。
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そこから少し。無言の時間が流れる。
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…
Nakamu、って言いますッ!