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暗殺者

依頼人から指名されたターゲットを暗殺するのが役目

暗殺者なんて、この現代には存在しない…そう思っている人は多い

だが、そうだろうか?

需要があれば供給がある

金持ち、企業家、国、… もしかしたらあなたも

「この人が居なければいいのに」

そう考えた事があるだろう

地位や立場を持っている人間ほど、殺したい、消したい人間が多い

その 需要 に答えるのが

私。

現代にも、暗殺者は存在する

…上から依頼された仕事をこなすだけ

私はいつもの通り 仕事 を終わらせ、帰るはず

だった

YOU

今回も無事に終わった…

仕事 を終え、本部へ帰る船の中

私は空いている席に座った

YOU

この仕事はいつまで続くんだろ…

組織内では感情、疲労、痛覚、 などは任務に支障をきたすため 捨てろと教わっていた

だが、体の疲れは感じなくなっていても 精神的な疲労はどうしようもない 最近では仕事のミスが増えている

YOU

そろそろ何とかしなきゃ…

そう思い、目を閉じて仮眠しようとした時

船内に嫌な音が響いた 爆発音に近いその音は 自分の右後ろ…

YOU

船内のモータ!?!

慌てて見に行こうとするも、船内が傾き下手に身動きが取れない

YOU

しくじった…!!

これは組織からの 宣告 お前はもう、必要ない

YOU

その為だけに…その為だけに何も知らない人を巻き込むの、!!?

周りからは悲鳴にも似た声が響いている

大人の怒鳴り声も 女性の金切り声も 子供の…泣き声も

YOU

…っ!!!!

私は生まれて初めて 怒り を覚えた

YOU

私だけ、私だけ殺せばいいのに…
他の人…他の人は関係ないでしょ!!!!!!

YOU

あんた達のために何でもしてきた!!殺しも!犯罪も!何もかも組織のためだけに尽くしてきたのに!

私の叫び声はパニックになっている船内ではかき消されてしまう

YOU

っ……ごめんなさい、
ごめんなさい…、私のせいで、、

大きく船内は振動し、何かが倒れてきて

意識はそこで途切れた

暗殺の主役は我.々.だ

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