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しばらく、部屋を調べた轟は、山田の案内で、食堂に来ていた。
山田 隆夫
加藤 恭子
轟 健二
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
轟 健二
加藤 恭子
山田 隆夫
轟 健二
3人は暖簾を押して、中に入った。
中に入ると、時間帯もあるのか、八割程、席が埋まっていた。
店員
加藤 恭子
轟 健二
3人は4つの内、唯一空いていた、手前のお座席に座った。
勿論、席は、轟と加藤が隣で、山田が2人と対面する形だ。
加藤 恭子
山田 隆夫
轟 健二
加藤 恭子
山田 隆夫
山田はおでんの入っている、あの四角の金属の機械を指差し、言った。
轟 健二
轟がおでんを取りに行く為、お座席から立とうとすると、それを加藤が静止した。
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
加藤はそう言うと、そそくさとおでんの機械の前まで歩いて行った。
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
轟の前におでんの具が入った器を置いた。
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
山田 隆夫
加藤 恭子
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
加藤 恭子
山田 隆夫
約1時間後
山田 隆夫
轟 健二
加藤 恭子
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
加藤 恭子
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
加藤 恭子
山田 隆夫
3人は猟友会の事務所へと向かった。
その車内では、時折、轟が背中をさすっていた。
不味いな…悪化し始めた…
それを察するかの様に加藤が心配の声を掛けてきた。
加藤 恭子
加藤は轟の背中をさすりながら言った。
轟 健二
加藤 恭子
加藤は轟の痛みを我慢する横顔を見ながら言った。
山田 隆夫
轟 健二
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
山田 隆夫
加藤 恭子
加藤は山田の話す声のトーンが少し下がったのに気になり、そう尋ねた。
山田 隆夫
山田 隆夫
轟 健二
轟が話を逸らしたのは、5年の付き合いの加藤にはすぐ分かった。
加藤 恭子
山田 隆夫
猟友会事務所
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
轟 健二
轟は加藤の返事を聞かず、事務所の中へ入った。
山田 隆夫
加藤 恭子
加藤さんの話なら、一言一句、聞き漏らさず聞きそうですけど…
加藤 恭子
山田 隆夫
加藤 恭子
山田 隆夫
山田 隆夫
加藤 恭子
山田 隆夫
山田 隆夫
当時も今の様に、事件の捜査に協力して貰っていたんです。
本来、私立探偵に捜査の協力をしてもらうなど日本の警察では有り得ない事です。
ですが、轟さんは警視庁、警視総監の小中高大の同級生。
その繋がりで捜査が難航すると轟さんに頼っていたんです。
勿論、轟さん自身の能力も認めていました。
加藤 恭子
えぇ。私も当初聞いた時は驚きました。「何故貴方は警察に捜査協力を依頼されるのか?」と聞いたところ。
「知らん。だが、恐らく、大谷の奴が俺を頼ってくるんだろ。」って言ってましたからね。
警視総監を呼び捨てで呼んでいたものですから、驚きました。
加藤 恭子
えぇ。私もそう思います。
そう言う事が続いたある日。
あまり事件の詳細は語れませんが、当時、轟さんと捜査していた事件が、逃走中の連続殺人犯を追っていたんですよ。
加藤 恭子
加藤 恭子
えぇ。連続殺人犯とまではいかずとも、今回の様な、殺人事件や誘拐事件なども引き受けていました。
ですが、今は、貴方を心配しない為でしょう。あまりそう言った仕事は受けなくなりました。
加藤 恭子
加藤は、その轟の心遣いが少し嬉しかった。
そして、轟さんと警察の共同捜査で犯人を追い詰めました。
しかし、その時、犯人が覚醒剤を吸引してた様で、錯乱状態だったんですよ。
そして、錯乱状態の犯人がよりにも寄って、新人警官に襲いかかりました。
それを、轟さんが庇って脇腹を刺されたんです。
加藤 恭子
犯人はすぐに取り押さえられましたが、轟さんは刺された箇所が悪く、多量の出血。
すぐに救急車を呼びましたが、意識不明の重体。3日程、意識は戻りませんでした。
意識が戻ったのを知った警視総監は真っ先に、轟さんに謝罪をし、これからは事件の捜査に協力しなくても良いと言ったんですが、轟さんはこれを拒否しました。
長年の友人に心配を掛けたく無いのでしょう。何とも無いように装っていましたが、夜な夜な、時折、痛みに耐えていた事は私も警視総監も知っています。
加藤 恭子
山田 隆夫
山田 隆夫
山田 隆夫
加藤 恭子
山田 隆夫
山田 隆夫
加藤 恭子
それから数分後、猟友会の事務所から轟が出てきた。
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
轟 健二
加藤 恭子
轟 健二
山田 隆夫
轟 健二
轟と加藤は、山田の運転で猟友会の事務所を出て、宿に向かった。
…加藤の様子がおかしい。
山田の野郎が手を出したとは考えられないしな。
こいつはそんな大それた玉のある奴じゃない。
と言う事は何かを聞いたか。
まさか…
第7話に続く