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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

💫🎨

なぁ夏休みの最後らへんにお祭りあるやん?

💫🎨

それ一緒に行かへん?

❣️🌸

え、行きたいっ!!

💫🎨

じゃあ約束な!

❣️🌸

うん!

そう約束した梅雨明け 。 でもその約束を果たすことはなかった 。

夏休みに入って数日 。 僕たちはいつも通り遊んでいた 。

❣️🌸

ねぇれるち!

❣️🌸

先にコンビニついた方が勝ちねっ!

💫🎨

えぇ、こえくん足速いかられる不利やん...

❣️🌸

まぁまぁ気にしない!はいすたーとっ!

💫🎨

え、ちょこえくんっ!!

呼ばれたのを無視して僕は走り始めた 。 最初は後ろの方にいる気がしてたけど差が開いてきたのはれるちがある気配はなくなっていった 。 横断歩道を渡った後僕は後ろを振り返った 。

❣️🌸

れるち〜遅いよ!w

少し煽ったら苛ついたのか走るスピードが速くなった 。 れるちが横断歩道を渡りかけた後横から猛スピードでトラックが来ていた 。

❣️🌸

れるち!下がってっ!!

そう言った時には遅かったんだ 。

❣️🌸

れるちッ!!

鈍い音と共にれるちが吹き飛ばされる 。 僕は急いでれるちの元に走った 。

❣️🌸

れるち、れるち...ッ

💫🎨

あはは、れる轢かれたんやなぁ、w

💫🎨

痛いなぁッ...、w

❣️🌸

待っててね、もうすぐ救急車来るはずだからッ、

💫🎨

...夏祭り、行けへんかもな、

❣️🌸

行けるよ、絶対に行けるもん...(ポロッ

💫🎨

この調子なら無理や、w

💫🎨

...こえくん大好きやでッ、

そう言い、れるちは目を瞑った 。

❣️🌸

ね、ねぇれるち、?

❣️🌸

眠たいだけだよね、w

❣️🌸

お願い、一回目開けてっ、?

❣️🌸

やだっ、れるち、れるちってば!(ポロポロ

どんなに話しかけても返事はしてくれない 。

❣️🌸

ひッく...なんでよ...(ポロポロ

❣️🌸

なんで、なんでよッ、れるち...ッ(ポロポロ

その後救急車が来てれるちは運ばれた 。 救急車が通り過ぎるのを僕はただ泣きながら見つめていた 。

  病院で横たわるれるちを見てさらに泣いてしまった 。 手を握ったら氷のように冷たく、温もりなんてなかった 。 もう一緒に遊ぶことも喋ることもできないんだ 。

❣️🌸

いや、いやだよっ、(ポロポロ

❣️🌸

れるち...っ(ポロポロ

れるちがいなくなってから数週間が経った 。 れるちがいた頃に戻りたい 。 そう思ってても時計の針はずっと進み続ける 。 LINEを送っても既読なんてつくはずない 。

❣️🌸

れるちがいない世界、どうやって生きればいいかわかんないや、、w

僕の声を掻き消すかのように外では蝉が鳴いていた 。

夏祭り当日 。 僕は独りで会場に向かった 。

本当は行きたくなかった 。 でも、せっかくならって 。

周りから楽しそうな声が聞こえる 。 みんな隣には誰かがいる 。

家族だったり友達だったり恋人だったり 。

でも僕は独り 。 ...なんでだろ、1人って感じより独りって感じがする 。 本当は僕の隣にれるちがいたはずなのに 。

❣️🌸

ッ...、

れるちのことを考えたら泣きそうになる 。 もう帰りたい 。 ここから逃げ出したい 。 でも、せめて花火だけは見よう 。 花火だけは... 。

❣️🌸

花火、綺麗かなぁ、?

そう言っても誰も返事はしてくれない 。

❣️🌸

(あぁ、やっぱり悲しいや、w)

結局花火を見ないで帰った 。

あそこに僕がいる意味がわからなかった 。

❣️🌸

(せめてれるちがいたら、、)

そんなことを考えてると前から急に猫が飛び出してきた 。

❣️🌸

なに、どーしたの?

逃げられるって思ってたけど近づこうとした 。 でもその猫は逃げないで僕をじっと見てた 。

その猫の目を見た瞬間、れるちが思い浮かんだ 。

緑と青のオッドアイ 。

驚いて固まっていると猫は森の方に歩き出した 。

❣️🌸

(やっぱ逃げちゃうよね、w)

猫が進む方向を見てたら此方を振り向き僕の顔をじっと見てにゃあと鳴いた 。 まるで" ついてこい "って言われてるみたい 。

実際言われてるかわかんないけどなんとなくついていかなきゃ駄目な気がした 。 祭りの音を背中に僕は森の中に入って行った 。

❣️🌸

ここって、神社、?

❣️🌸

こんなことにあるんだ...

知らないところに神社があったことに驚き、少し辺りを見回した 。

...猫がいない 。

さっきまでいた猫が消えていた 。

❣️🌸

あれ、ねこちゃ〜ん?

鳥居を潜った後、後ろを振り向く 。

❣️🌸

ぇッ、?

そこには見慣れ姿があった 。

❣️🌸

れる、ち、?

💫🎨

あれ、こえくんやん!

れるちは普通の服ではなく、白と水色の着物を着ていた 。

その姿は何処か儚く、消えてしまいそうな気がした 。

だから僕はすぐにれるちのところに走った 。

❣️🌸

ねぇ、本当にれるちなの、?

震える声でそう尋ねた 。

💫🎨

当たり前やんw

💫🎨

なにこえくんはれるじゃないように見える?w

❣️🌸

れるち...っ(ポロポロ

💫🎨

え、ちょ泣かんといてや?!

💫🎨

れる悪いことした?!

❣️🌸

会いたかったぁ...っ(ポロポロ

💫🎨

、れるも会いたかったで

僕はれるちに抱きつきひたすら泣きじゃくった 。 でもれるちは一切嫌顔をしてなかった 。

❣️🌸

てかなんでれるちはここにいるの、?

💫🎨

えー、なんでろ、

💫🎨

わからん!w

❣️🌸

わかんなかったら駄目じゃん、w

💫🎨

まぁこえくんに会えたしいいかな〜!

❣️🌸

僕も、れるちに会えてよかった、

❣️🌸

、、もう明日かられるちはいないのかな、?

💫🎨

...さぁ、

💫🎨

てかこんな重い雰囲気嫌やから散歩しよ!

💫🎨

ほら行くで!

❣️🌸

あ、ちょっと!

れるちに腕を掴まらたまま僕達は神社周辺を散歩することになった 。

❣️🌸

にしても、ここの神社古いよね、

💫🎨

せやな〜、人も来ないし、

💫🎨

れる暇やねん!!

❣️🌸

w、てかれるちここに住んでるの?

💫🎨

ん?多分そーなんちゃう?

💫🎨

なんかこったんって人と交代になったん!

❣️🌸

こったんって、?

💫🎨

ここの神様みたいやった人!

❣️🌸

へ〜、じゃあいまれるち神様だね、w

💫🎨

れるって神やってんやw

💫🎨

れるは神だ〜!ww

❣️🌸

www

久しぶりにはしゃぎ、一緒に笑い合った 。

...やっぱり僕はこの時間が好きだなぁ 。

このまま明日になんかならなかったらいいのに 。

🍭💚

れるち!

💫🎨

あ、ゆうくん!

🍭💚

もー、どこにいたの、探したんだよ?

💫🎨

ごめんごめんw

現れたのはれるちとおんなじような格好をした人 。 れるちは水色、あの人は緑 。

💫🎨

あ、ゆうくんそろそろ交代できそうやで、

❣️🌸

ねぇ、

💫🎨

ほらこえくんこっちおいで、

そう言うと僕とれるちの間に距離ができた 。

🍭💚

...この人なの、?

💫🎨

うん、れるの大切な友達!

🍭💚

大切ならやらない方がいいんじゃ、

💫🎨

...もう泣いてるとこ見たくないねん、

🍭💚

れるちがいいならいいけど、、

💫🎨

うん、これでいい、

💫🎨

こえくん!こっち来てや!

❣️🌸

わかった、?

れるちの方に行こうと歩き出した瞬間、れるちの姿は消えて僕は下に落ちて行った 。

❣️🌸

いったぁ、、

目が覚めると神社だった 。 でもれるちがいない 。

❣️🌸

れるち、?

💫🎨

あれ、こえくん起きた?

❣️🌸

れるちっ!

僕は思わずれるちに抱きついた 。

💫🎨

どうしたん、?w

❣️🌸

...あれ、さっきの人は、?

💫🎨

ゆうくん?あーもうおらんよw

❣️🌸

、?

❣️🌸

なんで、、?

💫🎨

新しい人が見つかったからさ、

💫🎨

こえくん、これかられる達ずっと一緒やで、

💫🎨

今日かられるとこえくんは" 神様 "やから

その日から僕達はずっと神社にいた 。 れるちによると僕は死んだらしい 。

最初は驚いたけど、れるちと一緒ならいいかなって思った 。

❣️🌸

れるち、大好きだよ!

💫🎨

何急にw

💫🎨

れるも、大好きやで、

心の底から大好きな人と永遠に一緒 。

そう考えるだけで僕は幸せだった___ 。

たっぷお疲れ様でした〜! 最後無理やりやし、内容意味わからんのは気にしないでください((( 頑張って書いたので💗、🌾欲しいなぁ、なんて...( じゃあまた何処かで!!

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