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奏
奏は千嘉の言葉に首を傾げる
千嘉
千嘉は奏に手を差し出す
奏
奏は不安になりつつも千嘉の手を握る
千嘉
千嘉は笑顔で答えて奏と一緒に目の前の空き病室に行った
・千嘉と少女の扉の先
千嘉
千嘉は奏を空き病室前まで連れて来た。ナースステーションにいるナース達は千嘉と奏を見て、優しい笑みを浮かべている
奏はまだ不安気味で顔が強張る。千嘉はその様子に気づき、奏と同じ目線で笑顔で話す
千嘉
奏は千嘉の笑顔を見て不安は薄れ、表情が柔らかくなる。千嘉はその奏の様子を見計らい、扉の取っ手に手をかける
千嘉
千嘉は扉をゆっくり開けた
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