警察の僕💙と指名手配の君💗

いつもなら僕を抱きしめてくれるはずの君は今日はいない

そして、もう二度と君に抱かれて眠る夜は無い

君がいつも僕を抱きしめてくれたから、寒さを気にした夜は無かった

いつもなら返ってくるはずのおはようが今日は聞こえない

いつもはなんとも思わなかった君からの「おはよう」が、今日だけはどこか特別に感じた

警察が一番やってはいけないこと

それは犯人の見方・手助け

僕は…本当は警察にはなりたくなかった

だから、無事手術も終わったし、警察はそろそろ辞めようと思っている。

💗くんを処刑台に拘束する前、僕は上司に話に行くつもりだ。

でも、犯人の見方や手助けは、あくまで″警察″が絶対にやってはいけないこと。

まぁ、普通の人もやってはいけないけど…w

そういえば、まだ💗くんの誕生日、祝ってないなぁ…

もしかして、何もしてあげてないことに怒ってるんじゃないかな…？

よし、決めた！ちょっと遅れたけど、今日プレゼントを渡しちゃお。何もしないよりはマシでしょ？

そうしよう…

君は気づいてない。

今から話に行くことは君が予想してることよりも遥かに重大な話なんだ。

警察を辞めます。

いちご博物館の屋上がいいな！

そう言って僕は💗くんを台の上に登らせ、首をロープに通させた。

今にも解放してあげたい気持ちをｸﾞｯと堪えて、💗くんに目隠しを着ける。

そして、僕は断頭台のスイッチを起動させた。

手錠だよ

君が俺に吐いた言葉は、「手錠だよ」ただそれだけっだった。

⚠︎防犯カメラからみんな部屋の様子を監視中…

最後に敬礼をし、僕はこの馴染みのある署を後にした。

俺が○ぬ予定の日、💙を盗みに行く。 💗より。

ここはいちご博物館の屋上

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ﾋﾟｺﾝ

速報です！ 現在、怪盗Sの死刑が行われていましたが、一瞬防犯カメラにノイズがかかり、次に画像が乱れ始め、一度防犯カメラの電源が落ちました！！！そして、直ったかと思うと怪盗Sがなんといなくなりました！！慌てて警察が部屋に入ったところ、バラバラに破壊された手錠と本人が来ていた囚人服だけが落ちており、姿は消えていました！

ﾋﾟｺﾝ

あの怪盗Sがなんと消えました！現在もどこかを逃走中であると考えられます！！！

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

ﾋｭｰｯ

落ちてるなー

風が涼しいw

ｶﾞｼｯ

⚠︎今空を飛んでます

え！？

みんな見て！空で誰か飛んでるわ！

あれって💙さんじゃない！？隣は…服装的に怪盗S！？

めっちゃイケメン！！！！

その日の夜、高層ビルの上…

愛してる！！！

数年後、路上の壁には指名手配の紙が二枚に増え、そこには2人の名前が書かれていた…♡

読んでいただきありがとうございました！

今回は、一個目のエンディング

『もし2人が怪盗になったら』です。

今回の物語は、ヴァンパイアや神様シリーズと比べてちょっと複雑で難しいお話になっていたと思います(＞人＜;)

それに、ハピエンだけが見たいと言う方もいれば、バトエンも見たいと言う方もいて、今回かなり悩んでおります…

もしよければ、意見など、コメントにてお待ちしております！

予定では、次は二つ目のエンディングを書こうと思っています。

さらに、この連載が終わったら、またアンケートを取ろうと思っています。

よければご参加よろしくお願いします！

それえは、長くなりました！286タップお疲れ様です！