仁
追記
仁
某名探偵漫画と同じように高校生探偵とやらになっているらしい
仁
あと、俺とおっさんの関係は近所付き合いだけだ。
仁
どうぞ
暴言あり 暴力あり 無理な方はブラウザバック
仁
何故、10人も殺した。
容疑者の少女
あいつらが私をいじめたから
仁
だとしてもだ。もっと他に方法はあったはずだ
容疑者の少女
方法?…あっはは。そんなのあるわけないじゃない。
容疑者の少女
もう一つあるとするなら、私が死ぬことね。
仁
相談することも、できたはずだ。話を聞くに、相談していなかったみたいだな
容疑者の少女
無視されたって言ってもたいしたことないって言われるじゃない。
容疑者の少女
それに、無視に証拠なんて存在しない。
容疑者の少女
組織が大きければなおさらね
仁
…それが動機か。
容疑者の少女
質問形式を変えたね。
容疑者の少女
だって今相談したってアイツラは何もなかったように普通に生活する
容疑者の少女
私だけ、あの時から時間が止まってるの。
容疑者の少女
…あなたも、私が死ぬことを望んでいるんでしょ
仁
そんなことはない。
仁
俺は
容疑者の少女
いいの。どうせ悔いも何もない人生だったし、私がいなくたって誰も気づかない。
仁
だが、お前は今俺と話している。
仁
いなくなったとしたら俺が気づく
仁
だからそんな事は言うな
容疑者の少女
…死にたくなかった。逃げたかった
容疑者の少女
でも、やるか殺られるかしかなかった。
容疑者の少女
家族も、みんな相談してもなかったことにした。
容疑者の少女
誰も、信じられなかったの(泣)
仁
ならそのことを裁判で話せ。
仁
裁判官もそこまで馬鹿じゃない
容疑者の少女
…私が何しても、存在しないから平気だと思ってた
容疑者の少女
でも、あなたに言われて気づけた。
ありがとう
ありがとう
瑠衣
今回の事件はどうだ?
仁
…胸くそ悪ぃ
瑠衣
まぁ…いじめがあったみたいだしな
瑠衣
それにしても、仁の千里眼やっぱすげぇわ
瑠衣
同じ高校生なのにな。
仁
…お前にも、いやなんでもない
瑠衣
え?なんか言った?
仁
何も言ってねぇよ
瑠衣
ふ〜ん。そっか。じゃあまた学校でな!
仁
ああ。またな
仁
(瑠衣はあぁ言ってくれるけど、俺の目は)
仁
(薄気味悪いだけのガラクタだ)
仁
ただいま
仁の母
おかえりなさい。早かったわね~
仁
(よかった。今日は機嫌がいい)
仁の母
今日はナポリタンを作ったわ
仁
ありがとう
仁の母
探偵のお仕事も頑張ってね。
仁の母
しっかり稼ぐのよ
仁
…ああ
仁
(相変わらず母さんは俺の稼ぎにしか興味ない)
仁
(でも、父さんがいない今のほうがまだ)
仁
ハア…明日は学校か
仁
なら(父さんが帰ってくる前に)早く寝るか
夕食後
仁の母
仁。お父さん帰ってきたわよ
仁
(くそっ。いつもより早いな)
仁
今行く。
仁の父
おい、遅えぞ
仁
スミマセン。
仁の父
早く酒もってこい。
仁の母
お酒はもうないわよ
仁の父
あ゛?ならかってこい!
仁
あの、俺まだ未成年
仁の父
口答えすんじゃねぇ!!!!!
ドコッ
仁
い゛っ
仁の父
あ〜あ。お前のせいで気分悪いな
仁の父
酒はいいから、サンドバッグになれ
仁
…っ。はい
ボゴッボコッドゴッ
仁
グッ…ゔぁっ…
仁の父
おい!!!てめぇは酒買ってこい!!
仁の母
は、はい
ダッ(ダッシュ)
仁
ハア…ハア…
仁の父
何休んでんだよ!!!ドゴッ
仁
ゔっ
仁の父
次逆らったら…
スッ(アイスピック)
仁
っっ…
仁の父
お前のその目潰すからな
仁の父
返事しろ!!!
仁
…はい
仁の父
言ったな?なら部屋から出ていけ。
仁
はい
仁
ハッ…痛えな…
仁
(どうやって隠そうか)
仁
大丈夫。
仁
きっと、もっとつらい思いをしている人がいるから…
仁
俺はまだ、大丈夫だ。
主
1話目から長くてすみません
主
此処まで呼んでくださりありがとうございました!
next→♡100 欲張りました。ごめんなさい