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○○
先生
○○
先生
彼女は淡々と喋った。
こうなることを分かっていたからだ。
終わらない虐めのループから第三者が入るのがいいと彼女はおもったけど、
これで、誰も自分に無関心だと知った。
柚子
さくや
桐華
柚子
桐華
さくや
○○
柚子
さくや
桐華
確かに彼女は少し安心していた。
ただその反面、哀しさもこみあげてきたらしい。
誰も助けてくれず、自分に無関心の他人だけど
虐めだとしても自分の影響があるものに
彼女は安堵感を抱いてすらあった。
彼女の精神はもう瓦礫のようになり、
全て崩れていた
○○
親さえも彼女に無関心だった
彼女の味方は本当にいなかった。
この世界の誰かひとりは自分を好きでいてくれてるというが
彼女は誰もいなかった。
翌日、彼女は死んだ。
遺書には寂しい、とだけ書いてあったという
先生
柚子
さくや
桐華
誰も彼女の死を悲しまなかった。
ただ彼女だけ、命の重要さが違ってしまう事を
知るだけだった。