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今思えば 例え知っていた人間だとしても 玄関も窓も鍵を締め切っていた家に どうやって入ったのか、
そもそも、なんで俺は こいつがわからないのか
何も辻褄が合わない
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らっだぁは何も言わずに 俺の手を握った。
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らっだぁの手は 確かに触れているのに 触られている感覚がしなくて 少しひんやりとしていた。
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しにがみが呼んだのだろうか。 みんなが俺のことを探している。 みんな俺を心配しているのだろう。
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らっだぁはまた俺を引っ張り みんなから逃げようとする。 先ほどよりも力は弱く 足も重そうだ。
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よろよろと今にでも 転びそうならっだぁを 今度は俺が抱えて逃げた。
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らっだぁは急に地面に倒れ込む。 凄く辛そうな顔をしている。
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らっだぁは何も言わずに 真剣にこちらを見つめている。
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するとらっだぁは ゆっくりと言葉を紡ぎ始めた。
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その無気力な笑顔は 見ていると何故か悲しくなる。
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らっだぁが 嘘をついているようには見えないが 俺にそんな過去はなかった。
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数年前─…
医者
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医者
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らっだぁは諦めたような ぺいんとの事を優しく抱きしめて 無気力な笑顔で言った。
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らっだぁはぺいんとをより強く 抱きしめながら続ける。
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らっだぁの手に更に力が加わる。 微かに体が震えている。 本当は死にたくないし ぺいんとと一緒にいたいけれど
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全て話されてやっと思い出した。 …どうして 今まで忘れていたのだろうか。
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なんと言ったら 許してもらえるだろうか。 約束を守れず らっだぁのことを忘れた挙句、 散々傷つけてしまった。
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俺が涙でぐちゃぐちゃに なっている所に 優しく肩に手を置く。
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半透明になりかけている 冷たいらっだぁの手。 俺の言葉に聞く耳をもたず 丁寧に話す。
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適当な所に腰をかけると またらっだぁは 優しく話し始める。
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らっだぁは丁寧に俺を向き直して 少しいつもより 柔らかく笑って言う。
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俺は今さっきまで らっだぁとの思い出や存在を すっかりと忘れていた。
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死んでも尚 俺のことを心配してくれて いつでも俺の事笑わせてくれて
本当に俺は らっだぁに愛されてて 俺もらっだぁが好きなんだと 改めて自覚した。
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真剣に、らっだぁに伝えると 最初は驚いた顔をしていたが すぐに
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気づけばらっだぁの頬が 透けていて、 らっだぁ越しに海の青が見えた。
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照れくさそうに 横に目を逸らす。 まだ、まだらっだぁと 話していたい。 一緒にいたい。
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俺が泣きわめくと らっだぁは赤子をあやす様に 俺の頭を優しく撫でる。
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らっだぁの顔が近づいてきて 唇が少し触れる。 ゆっくり目を開けると そこには何も残っていなかった。
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