コメント
2件
二人のすれ違う両思いが尊い
しろせんせー
思わず重いため息が漏れる。
しろせんせー
しろせんせー
昨夜から、ずっとあの出来事が頭の中でぐるぐると巡っていて、それ以外に集中ができない。
しろせんせー
昨日の熱さがまだ残っているような気がして、唇をそっと撫でる。
しろせんせー
自分を安心させるために呟いた言葉なのに、なぜだか胸がきゅっと締め付けられる。
しろせんせー
しろせんせー
そう口に出した言葉は、シャワーの音でかき消されてしまった。まるで、その恋が叶わないことを暗示するように。
ニキ
ニキ
目が覚めると、俺は知らない部屋のベッドの上だった。でも、どこか見覚えがある…
ニキ
ニキ
寝起きでまだぼんやりとしている頭を最大限動かして昨日のことを思い出す。
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
ニキ
もちろん、ボビーにそんなつもりは無いんだろうけれど、自分だけ送ってもらって、家で寝かしてもらったという事実に、思わず笑みがこぼれる。
ニキ
ニキ
ニキ
自分にだけ聞こえるよう、そう小さく呟いた。その声には少しの期待と、叶うことのない恋への悲しみが入り混じり、やがて、ゆっくり溶けるように消えていった。
短めになってしまったのですが、この先が思い浮かばず、ずっと溜め込んでるのも嫌だったので出しました。次回はもう少し二人の恋を進展させますのでお楽しみに。また、長編書くのはあまり得意ではないので、なるべく話数短めにまとめられるよう頑張ります。では。