ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️兄弟パロ⚠️ ⚠️こさめくん難聴⚠️ ⚠️なつくんの妹ちゃん出てきます⚠️ ⚠️流血表現⭕️⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
''お兄ちゃんッ……''
''お兄ちゃんッ起きてッポロポロ涙''
泣きじゃくる声が、暗闇の中に響いていた。
どこまでも白い空間。何も見えない。
ただ、声だけが浮かんでいる。
…てな?、
俺は辺りを見回す。
けれど、そこには何もなかった。
ただ、その声だけが、自分を呼んでいる。
''お兄ちゃんッ…お願いッ起きてよッグスッ泣、''
声は震えていた。
息が詰まるほど泣いているのがわかる。
俺の胸がざわつく。
心臓を握られるような痛み。
ッてな
ッどうしたッ?、!てな''ッ
何があったんだよッ……お願いッ、答えてくれッ
叫んでも、返事はない。
ただ、すすり泣く音だけが響く。
''ごめんなさいっ……ちがうのッわたしッ…''
嗚咽が混じる。
''私ッ…ただ…''
''ッおにいちゃんのッ…''
言葉は、そこで途切れた。
声が、ゆっくり遠のいていく。
消えていくことに気づいた俺は、喉の奥から叫びを絞り出した。
ッてな…行くな''ッてな''
ッてな─────
声が消える寸前、微かに聞こえた。
''……こさめくんのこと…助けてッ…''
その言葉が、たしかに聞こえた気がした。
夢の中の、最後の音。
俺の意識はここで目を覚ました。
なつ
息が荒い。
心臓の鼓動が、耳の奥でどくどくと響く。
視界の端がぼやけて、現実と夢の境界がわからない。
なつ
呟きながら、頭を押さえる。
夢の中の声が、頭蓋の中でまだ鳴っていた。
俺はそのまま、夕日が差し込んで色が淡いオレンジに染った床を見た。
''……こさめくんのこと…助けてッ…''
その一言が、鮮明に残っている。
なつ
息を吐くようにその名を呼んだとき、外がざわめいているのに気づいた。
騒がしい。
いつも静かな住宅街にしては、異様なほどだった。
なつ
俺は床に足を置き、カーテンを少し開けて外をのぞく。
なつ
目を凝らしても、その騒動の原因は俺の部屋からは見えなかった。
けれど、何かが起こっているという事実だけが俺の背筋を走った。
俺は部屋から出て、階段を降り始めた。
なつ
視界に飛び込んできた光景が、脳の理解を追い越した。
電柱に突っ込んだ軽自動車。
潰れたボンネット。煙。
鉄の匂いと焦げた空気が、風に乗って鼻を刺した。
母
母が駆け寄る。
けれど、俺の耳には届かなかった。
遠くから救急車のサイレンが聞こえる。
赤い光が、どんどん近づいてくる。
……何が起きてんだよッ…
ふらりと足を進める。
視線の先
道路に、何かが倒れていた。
なつ
銀色の髪。
見覚えのある横顔。
なつ
母
俺は体をゆっくりと傾ける。
視界が痙攣したかのように歪みはじめ、手は酷く震え始めた。
こさ……め……?、
息が止まった。
胸の奥が潰れるように痛い。
現実だと気づいた瞬間、世界が色を失った。
記憶がフラッシュバックする。
血が滲んだアスファルト。
力なく伸びた腕。
一回り小さな手。
血の気が引いた手。
爪が少し伸びた色白の手。
あの日の記憶と重なって見えた。
そして、残された手紙。
''どうか、これから何も大きな不運がありませんように。''
なつ
俺は叫びながら、走り出した。
母の制止も、周囲の声も、何も聞こえなかった。
ただ、倒れているこさめの元へ行きたかった。
てな
お前の願いは、叶いそうにない。
きっと、人生ってそんなに簡単なものなんかじゃないんだと思う。
なつ
お前が死んだ時から、不幸が俺を待ち受ける。
どうして俺の周りの人が。
大切な人がこうやって
酷い目に遭わなければならないのか。
だれも、答えは出してくれないよね。
夜の病室には、消毒液の匂いが満ちていた。
窓の外では雨が降っている。
ぽつ、ぽつ、とガラスに落ちる水滴の音だけが、時間を刻んでいた。
こさめは眠ったまま。
白いシーツの上に置かれた手には、包帯が何重にも巻かれている。
その手を、俺は静かに握っていた。
なつ
呼びかけても、返事はない。
機械の小さな電子音が、代わりに呼吸のリズムを知らせるだけ。
手の温度は、まだ残っている。
けれど、それは「生きている温もり」というよりも、
''かろうじて繋がっている命''のように思えた。
俺は俯いたまま、こさめの頬に目をやる。
包帯の隙間から覗く肌には、小さな擦り傷がいくつもあった。
あのとき、笑っていた顔と、まるで別人のようだ。
なつ
不意に、胸の奥で息が詰まる。
夢の中で聞いた妹の声が、また響いた気がした。
俺は目を閉じる。
てなが泣いていた。
泣きながら、自分ではどうにもできない誰かのために、手を伸ばしていた。
……こさめの事を言っていたのか?
そう思うしかなかった。
あの夢に意味があるのか、ただの幻だったのか分からない。
けれど、てなが泣いていた理由だけは、心のどこかで理解していた。
なつ
なつ
心の底から深くそう願いながら、こさめの手を額にあてた。
指先が冷たい。
俺はしばらく、涙を流した。
その涙と想いは、夜の空気に静かに溶けていった。
ぬしぬし
ぬしぬし
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ぬしぬし
コメント
19件
泣かないって決めたのに、、絶対泣いてしまう🥲
結構遅れた…もう、わかんないけどてなちゃんがこさめちゃんのことをなつくんのお家に連れて行って、それで轢かれちゃって…てなちゃんはこさめちゃんになにをしてあげたかったんだろう…わかんないや!この展開の読めないのが最高すぎる! これからも投稿頑張れ〜!
まじで、こういう系好きなの私だけな自信がある((((((((((殴 てなちゃんは、🍍くんに☔️くんを会わせたかっただけなんだよね、 わかるよ。その気持ち。 でも実際はこんな羽目に……😭てなちゃんも誰も悪くない! まぁ、どの口が言ってんだよって感じなんですけど、 無理せず頑張ってねぇー!🫶💕🙂🎐