ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️兄弟パロ⚠️ ⚠️こさめくん難聴⚠️ ⚠️なつくんの妹ちゃんも出てきます⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
らん
俺は夜の風を切って、走っていた。
夜の7時を過ぎ、夕方よりも4℃程低くなった気温。
スマホを強く握り、勢いよく腕を振りながら足を回す。
息は浅く、髪は後ろへ靡く。
街頭の白は、時々点滅をしながら留まっていた。
らん
こさめッ…こさめ''ッ
なつからの1本の電話。
『こさめが事故にあった』と。
その電話は学校を出る約1時間前からかかり続け、電話に出た時のなつは、既に冷静になっていた。
衝撃な事実だけを伝えられ、俺はすぐに学校を飛び出した。
寒さよりも、今はただ。
ただ、こさめの無事を祈ることだけに集中した。
ガラガラガラガラッ
らん
すち
らん
病室の扉を開けると、ひとつの声が病室を切り裂くように響いた。
続けて俺は、視線を病室の角へと移す。
こさめ
なつ
みこと
いるま
らん
機械に繋がれ、眠るこさめ。
こさめの手を握りながら、俺を見つめるなつ。
口元に手を添えながら、涙を流す男の人。
体を振り向かせて、俺の事を不思議そうに見つめていた。
そして、背中を向けたまま、こさめを見つめ続けるいるまさんらしき人の後ろ姿。
俺は荒い呼吸をしながら、一歩。また一歩と踏み出した。
らん
荒い息遣いで、そう尋ねるらん。
俺が少し黙っている間、らんは俺の隣の席に座り、こさめのことを心配そうに見つめていた。
なつ
なつ
俺はもう一度、強くこさめの手を握り、答えた。
その言葉を聞いて、らん含めこさめの家族も目を開いて驚いているようだった。
きっと、俺の家の前での出来事だと言うことを、知らなかったのだろう。
みこと
いるま
理解を追い越すような感覚で、みことさんはそう呟くように言った。
それからしばらく、部屋は静寂を生んだ。
何を言えばいいのか。
なんと声をかければいいのか。
その時だった。
すち
すち
いるま
なつ
みこと
らん
すちは涙を堪えながらも、手を動かし始めた。
手話だった。
小さな手が、たどたどしく空を描く。
指の形は少し崩れていたけれど、それでも、はっきりと''想い''だけは伝わってくる。
''すち………だよ…''?
手話はほんの少ししか分からないけれど、確かに俺はそう言っていることが分かった。
それはまた、らんも同じ。
このすちの一言で、泣きそうになるいるまさん達。
すちは続けて、手を動かした。
すち
すち
声は出ない。
けれど、すちの唇が小さく動いていた。
泣きそうなのに、必死に笑顔を作ろうとしている。
すち
すち
すち
その''怒る''の手話が、小さな拳をぎゅっと握る仕草で、俺の胸の奥を思わず締めつけた。
なつ
泣かないように、怒っているふりをしているんだ。
みことさんが、そんなすちを見つめていた。
唇を噛み、目を伏せ、そして堪えきれずに泣いた。
声を出さないまま、肩を震わせて。
みこと
いるま
掠れた声が漏れる。
いるまさんが、そっとみことさんの肩を支えた。
何も言わなかった。
ただ、家族のすべての痛みを、ひとつの沈黙で包んでいるようだった。
すち
すちの手は、まだ動いていた。
すち
すち
その手話の動きが止まった瞬間
こさめの指が、ほんのわずかに、震えた気がした。
俺は息をのむ。
すちも気づいて、目を見開いた。
すち
言葉にならない声が漏れた。
らん
俺はそっと立ち上がり、こさめの手をもう一度握る。
ほんの少し。
ほんの少しだけ。
さっきより温かかった。
すち
すちはそのこさめの姿に、我慢が途切れたのか
さっきよりも激しく涙を流し、唇を強く噛み締めていた。
すち
なつ
らん
すちは俺の元に来て、こさめの手を一緒に握った。
その間も、変わらぬ顔で眠り続けているこさめ。
もう一度、深く心から思った。
早く帰ってこい。と。
ぬしぬし
ぬしぬし
♡1000
ぬしぬし
ぬしぬし
ぬしぬし
コメント
23件
えやもう涙腺崩壊案件ですって😭😭😭😭😭😭 🍵くんの時点でもう感動しすぎてやばくなりましたし…🍍くんのところで一緒に手握るのもいいし…人を泣かせる天才ですか?? 続き楽しみに待ってます!
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!((? すっち~!!!可愛すぎて昇天と尊すぎて昇天と涙溢れすぎて洪水(?)で昇天してもう天を突き破って夫になった😭((は?? 起きてあげて、こさめちゃん、!頑張れ、!! ポップコーンいいですね!私も買おうかな…… 今回も最高でした!続き楽しみに待ってます、無理ない程度に投稿頑張ってください!