蒼月(アオツキ)
わ、わぁ...
ここは、、?
ロジャー
今日、レイリーから許可を貰ってな
蒼月(アオツキ)
い、一緒に寝れるんですかっ、?
ロジャー
おう!もちろんだ!
満面の笑みで返された。
ロジャー
来い、蒼月...!
ぎゅっと、抱きつきに行った
ろじゃーさんの温かさでいっぱいで
全部、大好きだ。
ろじゃーさんは、いつも私を受け止めてくれる
私の背中に手を回した。
蒼月(アオツキ)
ちょっと、キツイです、。
ロジャー
いいじゃねぇか。
そう言いながらも、少しだけ緩めてくれた
ロジャー
近くに景色のいい場所がある
ロジャー
一緒に行かねぇか?
蒼月(アオツキ)
!い、行きますっ!
蒼月(アオツキ)
素敵...です!
すると、後ろからハグされる
蒼月(アオツキ)
ん、、ろじゃーさん、?
甘えたなろじゃーさんは、ごく稀だ
蒼月(アオツキ)
な、何かありましたか、?
そう問いかけたのに、
返事はかえってこなかった。
何か変だ、そう悟(サト)った。
ろじゃーさんが、私から離れた
蒼月(アオツキ)
っ、?
理解が、追いつかなかった。
振り返ると、ろじゃーさんは、
一言、言葉を放った。
ロジャー
船を、降りろ。
発せられた言葉の意味が、
私を突き飛ばすと分かっていた
彼がなんのために、私を突き放したのか
分からない、分からないからこそ、
すごく、辛かった。
気づけば、その場を後にしていた
逃げるように、この後の運命から逆らうように。