希翠/作者
希翠/作者
ソル
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アギト
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アギト
↓本編go↓
それから約4年後
太宰がポートマフィアに捕まったというのだ
けれど、中也はそれがなんだと云うようにいつも通り生活していた
けれど、
ある時、立原が
立原
立原
立原
と云ってきた
…
『楽』?
『楽』とはなんだろうか
…今の俺には楽という言葉は程遠い、
死を物語っているというのに、
何故、『楽』を望むのだろうか
勿論、俺は遠慮したが首領や姐さんからも云われたら仕方ない
俺は太宰の捕われている場所へと向かった
カツン…カツン…
俺の足音は静かに響く
太宰
太宰
太宰は昔とは違う外套を羽織っており、目の包帯も取られていた
太宰が一瞬ほっとしたような顔を見せたのは気のせいか?
太宰が俺のことなんか見てほっとするなんてするわけがない
気のせいだろう
俺は、4年前の記憶を掘り起こし、真似をするように太宰に接した
ちゅやあ
太宰
ちゅやあ
太宰と戦った
やはり太宰も成長していた
前よりも生き生きとしているように見える
何故、光へ行ったのだろうか
苦々しい記憶も消してしまいたいのなら死んでしまうのが正しいのではないか
…
そう云えば太宰は織田と仲が良く
織田が息を引き取った時には珍しく涙が映っていた
…織田に背中を押してもらったのだろうか
俺とは違って、信頼できる人がいるのだと、改めて痛感する
羨ましいという気持ちも湧いてくる
?
あれ、?
羨ましい? 俺はそんなことを思ったのか
こんな俺がそんな言葉を思うなんてとても信じられない
俺が?
図々しい。
黙れ
消えろ
ちゅやあ
落ち着け
こんな思考なんて無駄だ
いらない
太宰の顔には喜怒哀楽が映っていた
昔とは違う、表情が変わる太宰
けれど、「笑顔」は無かった 表面だけが、屍のように笑っている
そんな太宰を見て俺は何処か安心した
全てが光で制されるわけがない
たった4年の月日だけで、 全てがどうにかなるなんて、
そんなことはあり得ない
あり得たとしても何処だか欠けている
ちゅやあ
太宰は一度、被ったお面を投げ捨てて笑顔を見せた
それは綺麗な、本心からの笑顔
いつの間にそんな表情ができるようになったのだろうか
それはそうか、
俺と離れられて彼奴は光へと進んだのだろう
簡単に闇から光へと移ることはできない
太宰は、それをわかっていて、行動に移したのだろう
全てを捨てる覚悟も、
何もかも彼奴はこなした
そう思うと彼奴には感情はこもっていたのかもしれないな
自分で判断して、行動したのだから、
頭の回転の速い彼奴だから。
数年の間、形だけの相棒をしただけはある
ちゅやあ
戦いが終わると俺は背を向けて去った
ちゅやあ
その時の俺の表情は酷かっただろう
背中から
『ごめんね』
と言ったのは誰だったか
後ろから風の通る気配がした
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
『人間失格』
太宰
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太宰
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立原
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