糸師冴
おい
糸師冴
もう帰ったぞ
椿
帰ったんですね
椿
…(何の話をしていたのだろう)
椿
(私が知る必要はないのかな?)
糸師冴
話がある
椿
話、ですか
何だろう
態度が気に食わなかったかな?
糸師冴
明日からアイツにお前の護衛をさせる
椿
…え??
椿
その事は、弟さんは納得していますか?
糸師冴
関係ないな
椿
関係ありますよ!
椿
弟さんの時間を私に使うんですよ?
椿
忙しいのでは?大変ですし
糸師冴
マフィアのボスと結婚する
糸師冴
例え『肩書き上』でも危険は伴うぞ
椿
ッ…
糸師冴
死にたいなら良いけどな
糸師冴
(これで大人しくするだろ)
椿
別に良いですよ
糸師冴
は?
椿
死んでも良いですよ
椿
知らない人の護衛をする弟さんからしたら
椿
私が死のうが生きようが
椿
どうでも良いと思います
私がそうだから
別に貴方と結婚したくて
したわけじゃない
椿
(きっと弟さんも同じ気持ちだと思うから)
糸師冴
お前が何と言おうとこれは
決定した事だ
椿
そうですか
椿
分かりました
確かお父さんにも
こう言われたな
ゆき
椿的には何か考えているんでしょう
ゆき
自分が感じた事を他の人も
ゆき
感じないようにしようって感じですね
ゆき
優しいですね
ゆき
それでは!!