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あらすじ
ストーカー被害を受け、 親友、神酒 凛太郎の家へ逃げ込んだ晴明
2ヶ月がたち、 ストーカー被害も収まったことで
2人は息抜きに温泉へと出かけると 晴明が何者かに連れ去られてしまった
廃墟らしき場所で鎖に繋がれ 監禁された晴明は今まさに服を脱がされ
乱暴される直前である。
一方凛太郎は突如消えた晴明を 即座にストーカーの仕業だと見抜き 探し続けているが……
⚠️R18注意⚠️
⚠️喘ぎ声注意⚠️
⚠️晴明が酷い目にあいます注意⚠️
⚠️エセ関西弁注意⚠️
⚠️嘔吐表現、暴力表現あり⚠️
苦手な方はUターン
僕の衣服を全てはぎ取った彼の視線と 鎖に繋がれ這いつくばった僕の視線が、 空中で交差する。
彼が僕のことを見下ろしているのが、 ここでの立場を表しているようで 心にざわめきが募る
男はご主人様に噛み付いた、という理由で 僕にお仕置をすると言った
にっこりと朗らかな笑顔とは裏腹に 彼は僕の手を力強く引き寄せた
くんっと曲がった肘が勢いよく 引き伸ばされ、肘にビリッと衝撃が走る。
安倍 晴明
痛ッッ この人、力が強い……っ
違う、そうか…… 大切に扱われていないからだ
今までみんなは僕より力が強くても いつも優しく触れてくれていた
こんなふうに乱暴に掴まれたのは初めてだ
だから痛いんだ……
ツキン…… 同時に心も痛くなったのはきっと
優しく触れて優しく笑う君を おもいだしたから
凛太郎くん……心配してるだろうな
急にいなくなってごめんね
それに、水も届けられなかった…
色々なことを考えるうちに 自分の不甲斐なさと情けなさと、 罪悪感に打ちのめされ自然と涙が こぼれ落ちる。
安倍 晴明
脳天気なその声に怒りが募る
僕は声の主の方へ視線を向け そして睨みつけた。
そう言いながら 奴は僕の股間へ手を伸ばした
安倍 晴明
見知らぬ男に自分の股間を触られる ということが気持ち悪くて 思わず後ずさりするも、すぐに背中に 冷たいコンクリートのような壁が触れた
安倍 晴明
もう後ろへは逃げられない状況で ジリジリと追い詰められ 僕は恐怖でカタカタと手が震え 息は上がり、涙がとめどなく流れていた
安倍 晴明
男はそんな様子の僕を見てクスリと笑った
男は僕のソレを握り 何度も何度も上下に動かした。
安倍 晴明
安倍 晴明
きもちわるい、
気持ち悪いのに……っ
男は僕の身体を 知り尽くしているかのように 的確に刺激した
安倍 晴明
男が手を激しく上下に動かすと それに答えるように僕のソレはビキビキと 木の幹のように硬くなっていく。
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
男はチュコチュコとこねくり回しながら 耳元で囁いた。
安倍 晴明
男の手が僕のそれを撫でる度に 僕の息は荒くなり身体はビクンと反応する
きもちわるい、 気持ち悪いのに……っ なんで僕は感じてるんだ
安倍 晴明
反応する僕の姿を見るなり 男はさらに激しく手を上下させた
安倍 晴明
男が激しくしたことで その先端からはとろりと蜜が溢れ出た
その蜜が潤滑剤となり さらに快感を引き立たせる。
自身の粘液でぬちぬちといやらしく音を 立てながら僕はまた艶めかしい声を上げる
安倍 晴明
自分から出ているとは思えないような いやらしい喘ぎ声。
今まで知らなかった淫らな自分を 暴かれた気がして、 心が羞恥に覆われた。
ニコニコと楽しそうに見つめるその表情に 怒りが込み上げ 僕は強気な言葉で反抗する
安倍 晴明
安倍 晴明
途端に笑顔が消え、 彼は低い声で言い放つ。
安倍 晴明
途端、腹部に強い衝撃が走った。 みぞおちにめり込んだ靴が 焼けるように熱かった。突然の衝撃に 僕は耐えられず、腹の奥から 生暖かい液体が波が寄せるように 込み上げる。
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
びちゃびちゃとした液体が 冷たいコンクリートの地面に広がった。
そう言うと、彼は ペットボトルの水を取りだして 僕の口に向けて勢いよく傾けた。
安倍 晴明
安倍 晴明
唇からから溢れ出た水が顎を伝う。
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
やっとペットボトルが空になると、 水によって妨害されていた呼吸を整えた
安倍 晴明
安倍 晴明
その言葉に足がすくみ、 さっき蹴られた腹がじくじくと疼いた。
安倍 晴明
安倍 晴明
僕は震えた声で そう絞り出すのがやっとだった。
そういいながら彼はそそくさと 自分のズボンをぬぎすて、 硬くなったソレを露にしていった。
きもちわるい……っ
そう思いながらも 暴力の恐怖に逆らえない僕は とめどない涙を流しながら 恐る恐る、小さく開けた口をそっと ソレに近づけた。
僕の舌はぴちゃぴちゃと音を立てながら 優しくソレを撫で続けた。
僕は要望通りに舐めるのをやめ、 口でそれを咥え始めた。
唾液が溢れ、ジュポ、ジュルッと 汚い音が出る。
もちろん僕にそんな経験はない。 それでも僕は必死に咥えた。
突然、男は僕の頭を両手で押さえつけて 喉奥まで自分のソレを突っ込んだ。
安倍 晴明
くるしい、
きもちわるい
吐き出してしまいたい
そう思っても彼の手が それを許さなかった。押さえつける両手 の力は強く、僕の力では抵抗することさえ できなかった。
安倍 晴明
僕はあまりの苦しさに泣き叫んだ。
その声も、塞がれた喉のせいで 上手くは届かない。
いや、どうせ喋れていても……。
男は次に頭を掴み、前後に動かして 口の中にソレを 入れたり出したりしはじめた。
安倍 晴明
安倍 晴明
僕の苦しみなどお構い無しに、というか 僕の苦しそうな顔を見て男はさらに 興奮している様子だった。
僕は何度も頭を前後に動かされた。
男が僕の頭を掴んだまま、上を見あげると 僕の喉元には生暖かいなにかが広がった。
ビュルルッと勢いよく口の中になにかが 出たのを感じる。
少し経って、やっと それが彼の精子だと理解した。
鼻の奥がツンとするような 刺激臭が喉を伝う。
それと同時に苦い味が舌の上に広がった。
安倍 晴明
あまりの苦さと気持ち悪さに 吐き出しそうになった僕に 追い打ちをかけるかよのように彼は言った
飲まないと、きっとまた殴られる。
飲まなきゃ……ちゃんと、飲まなきゃ。
そう思えば思うほど、僕の体はソレを 拒否した。
安倍 晴明
安倍 晴明
僕はついに、耐えきれず ソレをその場に吐き出してしまった。
僕の口から白いどろりとした液体が こぼれ落ちるのを彼はただ黙って見ていた
彼はこうなることがわかっていたように こうなったことが嬉しいかのように 笑って言った。
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
安倍 晴明
すっかり恐怖心に支配されきった僕は 彼の"お仕置"という言葉に 頭を擦り付けて懇願した。
"痛いことはしない" この言葉に張り詰めていた緊張の糸が プツンと切れた。しかし、ホッと 安堵の表情を浮かべたのもつかの間。
安倍 晴明
鈴虫の鳴き声と凛太郎の足音だけが 街灯が照らす夜の静寂を破り、 異質に反響していた。
神酒 凛太郎
神酒 凛太郎
神酒 凛太郎
神酒 凛太郎
焦りと不安で心が押しつぶされそうになる
こんな時、彼なら__晴明くんなら どうするんだろう。。。
道路が歪んで…それからぼやけて 目の前が見えなくなった。
神酒 凛太郎
ぽた……。アスファルトの色が 小さな円形に変色してじわりと広がる。
いつも笑っていた沢山の晴明くんの笑顔が 頭に浮かんでは消えてゆく。
そして、思い出した。
彼の周りにはいつも、沢山の人が いた事を__。
神酒 凛太郎
神酒 凛太郎
溢れ出た涙を袖でゴシゴシと荒く拭う。
神酒 凛太郎
先の赤くなった鼻を啜り、 僕は電話をかけた。
プルルルルル
秦中 飯綱
秦中 飯綱
神酒 凛太郎
神酒 凛太郎
秦中 飯綱
秦中 飯綱
神酒 凛太郎
秦中 飯綱
秦中 飯綱
秦中 飯綱
秦中 飯綱
神酒 凛太郎
僕はその足ですぐさま警察署へと 向かった。
バンッと大きな音を立てて 警察署の扉を勢いよく開け放つ。
神酒 凛太郎
高橋 明
高橋 明
神酒 凛太郎
神酒 凛太郎
山崎 誠
その後、急いで百鬼学園へ戻ると そこには既に僕ら以外の全員が揃っていた
学園長
隊長
山崎 誠
学園長
学園長
学園長
高橋 明
学園長が呼びかけると彼はわかっていると 言わんばかりにすぐに返事をした。
安倍 雨明
安倍 雨明
雨明の懇願する表情に 凛太郎の心は締め付けられる。
一瞬視界が揺らいだが、 高橋先生の声で我に返る。
高橋 明
高橋 明
その言葉に学園長が眉をひそめる。
学園長
学園長
学園長
学園長
学園長
学園長がそう言うと、 懇願するように雨明が叫ぶ。
安倍 雨明
秦中 飯綱
安倍 雨明
秦中 飯綱
秦中 飯綱
安倍 雨明
秦中 飯綱
秦中 飯綱
秦中 飯綱
安倍 雨明
安倍 雨明
それに… その言葉の続きが僕にはわかってしまった
それに…… "もしものことがあったら 雨明には見せたくない"
そう言いかけて縁起でもない事を 言うべきでないと思い直したのだろう。
けれど、残念ながらその通りだ。 もしもの事がないとはいいきれない。
神酒家での騒動で魂を抜かれ 動かなくなった晴明の姿が 脳裏に浮かぶ。
ずぅん……と、腹の奥に なにか重い鉛玉のようなものが 沈んでいく感覚に襲われる。
そんな中、 縋りなく雨明の姿に 皆は 胸をつんざくような痛みを感じながらも 改めて決意を固めていた。
学園長
学園長
秦中 飯綱
秦中 飯綱
学園長
学園長
秦中 飯綱
路地裏から突如ぬらりと現れたのは 学園長と秦中先生。
秦中先生と学園長は ぬらりひょんの能力を使って 百鬼学園島を移動しながら 晴明を探し回っていた。
空の上からバサバサと大きな音を 響かせて探しているのは 烏天狗の烏丸蘭丸と、蘭丸に化けて飛ぶ 警察官、山崎だった。
隊長
山崎 誠
そしてついに 夜が明けきった頃のことだった。
歩きながらも細心の注意を払い 常に細かく見張っていた高橋先生が パッとこちらを見あげた。
高橋 明
高橋 明
街灯がなくまだ薄暗い夜が残る 路地を迷路のように 何度も曲がりながら進んでゆく。
神酒 凛太郎
そんな懐疑心を抱きながら こちらを呼ぶ高橋先生の後ろをついて行く
薄暗い路地をしばらく進むと、 その奥にはいかにも怪しげな重い扉が 僕ら2人を待っていた。
高橋 明
扉に手で触れながら高橋先生が言った。
その声はなんだかいつもより低くて 落ち着いていて…… 何となく、ドスが効いている気がした。
その声にぞくりと全身が 逆撫でされるような感覚に陥る。
高橋先生には今、 何が見えているのだろう。
そんな不安を押し殺し、 僕はその重い扉を高橋先生と同時に 蹴破った。
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