『夢中』

L×N nmmn 本人様関係ない

間違えてりうらのタオル持って帰っちゃったらしい。

そんなことでも頭を下げるから礼儀正しい人なんだろう

思い出した

そういえば理科室にシャーペン置いて忘れてた

なんだか急に人が減っていく

みんな移動教室なのかな

このくらいの人数が1番楽かも

静かで、ただ足音がするだけ

眩しい太陽も少しずつ明るくなくなっていく

居心地いいな

理科室から音がしない

だからりうら1人かな

なんて思ってたけど誰かいた

ピンク髪で綺麗な顔立ち

窓の下の棚に座って外を眺めてる

なんだかそれが綺麗で

触ったら消えてしまいそうなくらい美しかった

カーテンと髪の毛がなびいて

風が強くなっていって、そのせいか口に髪が入りそうになってる

でもそれも気にしないくらいあの人に夢中になってた

目を細めて微笑む姿も惹きつけられそうになる

でも初めて見る先輩

それで会話が終わってりうらはシャーペンを取ろうとする

少し小悪魔のように喋り始める先輩

いいことなのかも分からないくらいの子供らしさ

さっきの綺麗さとは真逆に少し無邪気な気がする

でも風にあたる先輩は本当に飛べそうで消えてしまいそうだった

自由でマイペースな人...

まただ

またこの夢

名前も知らないピンク髪の先輩と会う夢

...

疲れが抜けてなんだか溶けてしまいそう

意味が不明なこの夢

何も考えられなくてしばらく布団を眺めるだけ

誰なんだろう

儚かったな夢の中の先輩

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