るる
こんちには。作者のるるです。
るる
いやー、やっとニーゴのキャラが一人でてきましたね~。
るる
もしかしたら気づいた方もいらっしゃるかと思いますが
るる
「マリオネット(操り人形)」
るる
「弓矢(弓道)」
るる
結構まふゆに関係するものなのではないでしょうか!
るる
…まぁ、このキャラくらいなんですけどねw
るる
それではドキドキの本編へGo!
類
ねぇ?
類
「まふゆ」王女?
まふゆ
…。
まふゆ
えぇ、そうよ。
まふゆ
私は西の国の第1王女、まふゆ。
まふゆ
さすがだね、今まで誰にもバレなかったのに。
類
バレなかったんじゃなくて、バレても殺したんだろ?
まふゆ
…仕方なかったんだ。
まふゆ
これはお互いの国の為なんだよ。
類
…それは君が本当に思っていることなのかい?
まふゆ
もちろん。当たり前でしょう?
類
そう。ならいいけど。
類
…てっきり君の母親の影響かなって思ってね。
まふゆ
…お母…様…の…?
???
まふゆ母
まふゆ、これはみんなが幸せになる最善の方法なの。
まふゆ母
犠牲がでてしまうけれど…仕方がないのよ。
まふゆ母
まふゆは“いい子”だから、分かってくれるでしょう?
まふゆ
───────…。
まふゆ母
そうよね。
まふゆ母
まふゆが優しい子で本当によかったわ。
まふゆ母
じゃあ、次の任務は東の国に行って───────。
まふゆ
ッッ!
まふゆ
(違う、そんなことない、これは私の────。)
まふゆ
…帰ら…ない…と。
類
僕が逃がすと思っているのかい?
まふゆ
…ふふ。
まふゆ
彰人くん、だっけ。
人形が彰人に矢を向ける。
まふゆ
殺しちゃうよ?
類
!?
類
魔法は使えないはずじゃ…!?
まふゆ
別に。あなたの前なら使える。
類
…嫌な特別扱いだね。
類
わかったよ。君のことを逃がすから、彰人くんを殺さないでくれ。
まふゆ
…。
人形はまふゆのところへ戻る。
トトトトトトトト…
類
はぁ。久々に疲れたなぁ。
まふゆ。子どもの頃に会った時よりもずっと強く、そして…
類
(自分の意思がないようだったな…。)
類
これから少し、めんどくさいことになるなぁ。
彰人
う…。
類
おや、ちょうどいいタイミングで。
彰人
冬弥様…?じゃない…。
彰人
類様!敵は…!?
類
逃げられてしまったよ。
類
でも、よくあの数を一人で耐えきってくれた。さすがだ。
彰人
いえ…。敵を取り逃がしてしまい、申し訳ありません。
彰人
類様はお怪我などございませんか?
類
うん、僕は大丈夫だよ。
彰人
ならよかったです…。
彰人
ではこの森から
出まし…ッッ!?
出まし…ッッ!?
彰人は全身がひどく痛み、動けない。
類
ああ、まだあまり動かない方がいいよ。解毒ができてないからね。
彰人
毒…?
類
あの霧の正体さ。正確にいえば、霧じゃなくてガスなんだけどね。
彰人
そうなんですか…?
類
最初は手足が痺れ、力が入らなくなり、最後には死んでしまう。
類
(途中で霧散的なものをしたからよかったけど…。)
類
まぁ、よく分からなくてもいい。それより…、ここから出る方法か…。
彰人
どうしましょうか…。
類
僕が君を抱えて出るというのは…。
ブンブンッ
彰人は首を横に振る。
彰人
類様の手を煩わせる訳には…!
類
君はそういう人だったね。じゃあ他の人を呼んでくるよ。
類
それまでここで待っていてくれるかい?
コクコクッ
類
わかった。少しの間、待ってておくれ。
タッタッタッタッ…
類の姿が小さくなっていく。
彰人
(…申し訳ないな。)
第1王子にして頭脳明晰の類。魔力も高く、いつも国の為を思って魔法と科学を研究している。
彰人
…熱中しすぎて、護衛の司さんが困ってるってきくけどな。
司
や、やめてください。類様!
類
今回は上手くいくはずだよ♪
司
空中を歩くなんて…ムリだっ!
類
僕の魔法と科学の力があればできるさ。
司
い、嫌だ…!
類
ふふ、やってからのお楽しみさ♪
うわあああああぁぁぁぁぁ………!
彰人
たまに聞こえる叫び声ってもしかして…。
彰人
…まさかな。
彰人
でも、隊長も苦労してんだなぁ、はは…。
それから、どれくらい経っただろうか。
俺はいつの間にか眠ってしまっていた。
まふゆ ・西の国の王女 ・人当たりがいいらしい。 ・魔法が使える(人形を操る能力?) ・自分の本性が見せれる人の前では魔法が使えるらしい。 ・母親がいるようだが…? ・???