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青木律都

ご馳走様でした。

竜胆

ごちそうさま〜

波華

ご馳走様でした

波華

青木さん、ご馳走様です、、。

竜胆

ご馳走様です。

青木律都

いやいや、いいんだよ。

青木律都

こいつは、金持ってないみたいだし?

竜胆

ぅ、、

波華

笑笑

波華

(仲良くなれそうじゃん、2人。)

青木律都

っそれで、波華ちゃん

青木律都

これから、どう動いていくか、なんだけど。

波華

あ、はい

波華

竜胆さんは、誰かに心当たりはないんですか?

竜胆

んー、、、

竜胆

俺らの敵なんて、いくらでもいるからね、、、。

竜胆

一応、俺、結構トップだったんで、、、😅

青木律都

そうだよな、、

青木律都

一概に、灰谷蘭が容疑者とは言えないのか、、

波華

そうです、、よね、、

波華

っでも、

波華

どこか妙なんです。

波華

理由は特にないんですけど、、

青木律都

なるほどね、、、

竜胆

、、ー、、、

青木律都

とりあえz、、

竜胆

あのっ、

竜胆

波華ちゃんのお父さんを恨んでた人、とかっていう

竜胆

線はどーなんですかね、、。

波華

私も、それは考えたんだけど、、

波華

いろいr、、

竜胆

ぅ、、、

竜胆

痛っ、、、

彼は苦痛そうな顔でこめかみを押さえた。

波華

どうしたの、、、?

竜胆

頭が、、、、

竜胆

バタッ

波華

ちょっと、、!

波華

竜胆さんっっ!

その晩、俺は夢を見た。

それは、あの事件のときの夢で、目の前にはあの刑事がいた。

俺たちは、とあるホテルの一室で話していた。

まだ、しばらくも経っていない頃、インターホンが突然鳴った。

それは、妙に不吉な響きで、どことなく俺を不安にさせたのを覚えている。

そうだ、その時、俺たちは男を招いたんだ。

その男を交えて話をしたんだ。

そして、刺された。

竜胆

ん、、

波華

あ、竜胆さん、、。

波華

気が付いた、、、?

竜胆

、、、、波華ちゃん、、

竜胆

俺、倒れたんだっけ、、?

波華

うん、急に頭を押さえて、、

竜胆

あぁ、そうだ、、、

竜胆

今、何時、、?

波華

10時、、。

竜胆

わ、1時間も寝てた、、、俺、、

竜胆

ずっとここに、、?

額に手を当てると、そこには冷えピタが貼ってあった。

それに、ベッドの上にいる。

竜胆

ごめん、、

竜胆

迷惑かけたね、、。

波華

そんなことない、、

波華

心配した、、。

波華

このまま、消えちゃうんじゃないか、、って。

竜胆

大丈夫だよ。

竜胆

きっと、まだ時間はある。

竜胆

それと、波華ちゃん

竜胆

俺、気付いたことがあるんだ。

波華

、、なに?

竜胆

俺は、事件当時の記憶がない。

波華

、、、え?

波華

でも、

波華

父と会ったことは覚えてたよね、、

竜胆

そうなんだ、、

竜胆

端々は覚えてても、

竜胆

話したこととか、君の父親がどんな顔だったかとか、

竜胆

覚えてないんだ、、。

波華

、、、

竜胆

それで、

竜胆

さっき、1つ思い出したんだ。

波華

話して、、。

竜胆

うん。

竜胆

俺たちは、

竜胆

ホテルの一室で話してたんだけど、

竜胆

その時、

竜胆

部屋に誰かが来たんだ、、。

波華

、、、え?

竜胆

その人と、3人で話して、

竜胆

そいつに殺された。

波華

、、、っ、!!

波華

その人の顔は、、?

竜胆

それが、、

竜胆

覚えてない、、。

波華

、、、、なるほど、、。

重要なことだけを吸い取られている様な、不思議な気持ちに包まれた。

不穏な気配が着々と近づいて来るような気がしてならなかった。

もうこれ以上近づくな、危険だ、と本能が警報を鳴らしている。

竜胆

波華ちゃん、、。

波華

、、?

竜胆

少し、気をつけた方がいいかもしれない。

竜胆

俺と一緒にいるのは危険だよ、、、

波華

、、、、

波華

私も、調べ続けることは危険だって、

波華

分かってる。

波華

誰よりもわかってるつもり。

竜胆

っ、、

波華

でも、どうしても、

波華

真実が知りたい。

波華

父の死を無駄にしたくない。

波華

父は、

波華

お父さんは、

波華

立派な人だった。

波華

私がこの世界で誰よりも大好きな人。

波華

暗所恐怖症で夜が怖くて眠れなかった私を

波華

仕事で疲れているのに、

波華

寝ずにそばにいてくれた。

波華

そのおかげで、夜が怖くなくなったのに。

竜胆

、、、、

そう話す彼女の横顔には涙が溢れ、ぽろぽろと流れ落ちる。

その涙は、驚くほど儚く、透き通り、彼女のぶれない芯の奥底が覗き見えたような気がした。

''守らなきゃ'' 心がそう高鳴る。

波華

最近は、夜がすごく怖い。

波華

私のことも、誰かが殺しに来るんじゃないか、って。

竜胆

、、、、。

波華

、、、。

波華

ごめん、わたし、、

波華

泣いて、、

竜胆

ギュ

波華

、、、、?!

気がついた時には、もう彼女は腕の中にいた。

考えるより早く体が勝手に動いた。

彼女の方こそ、何処かへ消えてしまいそうだった。

芯の強い性格とは裏腹な華奢な細い肩は、すぐに砕けてしまいそうな程だった。

波華

、、、

竜胆

ごめん、いてもたってもいられなくて、、。

竜胆

大丈夫、、?

波華

、、、。

波華

グスッグスッ

竜胆

、、、!?

竜胆

(って、泣いてんじゃん)

波華

ありがと、、

波華

私、お父さんが死んでから、

波華

1度も泣けなかったの。

波華

まだ、現実を信じたくない自分と、信じれない自分がいたの。

竜胆

っー、、

波華

でも、グスッ

波華

今は何故か

波華

涙が止まらない、、

竜胆

いいんだよ、泣いても。

波華

ぅぅ、、

期限付きの俺に、彼女を守る資格などあるのだろうか。

死んでいる俺に、彼女を慰める資格などあるのだろうか。

そう、自身に問いかけた。

しかし、心が返す言葉は、ただ一つ。 ''彼女を守れ'' だった。

さぁ、第4話終了です!

ここまで読んでいただいて、本当にありがとうございます!

感謝でいっぱいです😘

これからの、竜胆と律都との三角関係、

竜胆の記憶に目が離せませんね、、!

次回はついに5話です。

いいねが励みです☺️
いつもありがとうございます☀️

それでは、

次回もお楽しみに〜!

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