10話-やめよ-
弦
取り囲んだ中の数人が
俺からルークを引き剥がし
地面に押さえつけて拘束する。
弦
ルーク
俺はルークを押さえつけてる奴の
顔面を殴った。
ルーク
弦
すると後ろから2人に腕を掴まれて
ルークから離される
弦
弦
1人の足をかけて転ばせて
もう1人を振り払うと
また複数人に手脚を掴まれる。
そのうちにルークが連れていかれる
弦
そう叫ぶと
ものすごい力で
腹を蹴られた。
弦
この感覚
13の時と同じ
弦
やっぱりこいつだ。
こんな世界に俺達を陥れた元凶
弦
弦
弦
弦
すると俺の首輪が外された。
弦
そんな話をしていた間
ルークは車に連れていかれそうになっていた
弦
ルークを追いかけようと
抵抗するも、背中の痛みで力が入らない
ルーク
弦
いつもと同じ、優しい声
ルーク
弦
弦
ルークは一時的に離して貰って
俺の前に立つ
ルーク
ルーク
弦
ルークは俺を抱きしめた。
ルーク
ルークは俺の背中を撫でる
弦
弦
ルーク
ルーク
弦
ルーク
ルーク
弦
ルーク
弦
ルーク
ルークは自分から
車の方へ戻っていく。
俺はまた腕を掴まれる
弦
弦
弦
何度呼んでも振り返ってはくれない
何も出来ないまま
ルークは車に乗って行ってしまった。
その日から、部屋を出ていない
弦
仕事にも一切、手をつけていない
ルークがこの街にいないからか、
例年よりも霊の数が増えていく。
弦
弦
弦
コンコン
弦
弦
弦
弦
すると、
袋を渡してきた。
弦
中を覗くと
ルークの頭の上にある
黒と白の輪っかが入っていた。
弦
弦
少し前に、
ルークが言っていた。
「これ。無かったら死んじゃうんだ〜」
だから取らないでね。
あの時は冗談半分だったかもしれない
弦
そういうと、
袋を床に落として
帰って行った。
弦
袋を拾い、中身をだす。
弦
床に座り込み、うずくまる。
弦
コメント
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んんんんんん″ん″…、、悲しいけどそれがいい。メリバとか、、バッドエンド…いいよね…ハッピーより好きかも((((