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狐 × 彼女吸血鬼 彼女視点
…
狐さんが本を読み始めてしまったのでお暇になりました
何しようかなぁ…
狐
バレてる…w
〇〇
狐さんはいそいそとソファの端っこに行きお膝をぽんぽんと叩いて私を呼ぶ
私は狐さんの膝の上に頭を乗せてソファに横になった
狐
〇〇
狐さんは私の頭を撫でて本の世界へと戻った
狐さんのお膝…眠くなる…
ん…
〇〇
…
狐
…?!
〇〇
体を起こして狐さんの顔を覗き込む
狐
狐
狐さんは怪我した指を見せてくれた
じわっと血が出てくる
〇〇
美味し…
狐
狐さんはびっくりしてはいるが抵抗はしなかった
私が吸い終わると狐さんは口を開いた
狐
私は静かに頷く
狐
狐
狐さんは私の目を見て言う
狐
狐
〇〇
大好きな人の血が貰えるのなら他の人の血を貰う必要はない
〇〇
私がその約束に応じると狐さんは優しく微笑んで私の頭を撫でた
狐
狐
〇〇
私達は仲良くおやつを食べた
狐 × 彼女吸血鬼 狐視点
…ふむ…
おや…〇〇さんがお暇そうにしてますね…
狐
〇〇さんはハッと現実に戻ってきた
〇〇
私はソファの端っこに寄り膝をぽんぽんと叩く
〇〇さんは嬉しそうに私の膝の上に頭を乗せてソファに横になる
可愛いですね
狐
〇〇
〇〇さんの頭を撫でて本の世界へと戻った
…
…
なるほど…
狐
〇〇
心配そうな顔をして私の顔を覗き込む
狐
狐
〇〇さんは私の怪我した指をじっと見つめている
なんだか目つきがいつもと違うような…
〇〇
えっ…?
狐
嬉しそうに私の滲んできた血を吸っている
もしかしてそういう性癖でしょうか
狐
〇〇さんはしゅんとしながら頷く
狐
狐
怒られるんじゃないかと心配そうな目をしている〇〇さんの目をまっすぐと見つめる
狐
狐
〇〇
〇〇さんの顔がパッと明るくなる
私の血なら大好きな〇〇さんにいくらでもあげられる
〇〇
〇〇さんは明るく返事をした
私は〇〇さんの頭を撫でる
狐
狐
〇〇
私達は仲良くおやつにした