skt side
るき
俺たちは「琉煌」という男に着いていくことになった
skt
skt
俺ら3人も最初ははめられてるんじゃないかと警戒心を持ちながらついて行っていたが
次第に悪意はないと判断し少しずつ警戒心はなくなった
それでも緊張感は残していて
いつ、何が起きても対処できるように気を張っている
るき
るき
しばらく4人で歩き、るきが口を開く
目の前には大きな扉があった
るき
るきはニコッと微笑み
瞬きをするうちにいなくなってしまった
sm
sm
あまりの身体能力の高さにみんなして目の開く
snr
snr
俺たちはこくんと頷きあい武器を構える
sm
skt
ガチャ
志麻くんが慎重に扉を開ける
すると
mfmf
srr
白髪と青髪の美しい男性方が居た
sm side
sm
skt
そう言って俺は2人に目配せをし
ゆっくりと扉を開ける
sm
辺りを見渡しても人の気配はなく
3人で武器を構えながら奥に進む
すると
mfmf
srr
よく見覚えのある2人が椅子に座ってこちらを見ていた
sm
sm
そう
そこにはこの世には居ないはずのふたりがいた
sm
sm
sm
この2人が生きているはずがない
自分の目で2人が死ぬ瞬間を見たんだから
sm
俺は驚きのあまり口に手を当て目を大きく開ける
俺が混乱しているのに気が付き
skt
snr
2人が俺を守るように前に立った
mfmf
mfmf
まふくんは俺を見て不思議そうに首を傾げた
まふくんは俺の事を覚えていないようだ
srr
どうやらそらるさんは覚えているようで
俺を見てニコッと笑っている
その顔に背筋が凍るような寒気を感じた
sm
sm
俺が震え気味に聞くと
そらるさんがパチンと指を鳴らした
すると
ガンッ
突然2人組が出てきて
坂田とセンラの首をひじでうち気絶させた
sm
俺は突然でてきた2人に殴りかかろうとするも
2人は坂田とセンラさんを連れて一瞬で消えてしまった
sm
sm
俺がそらるさんを睨むと
srr
srr
そらるさんは突然真顔になり
あの日のことを話し始めた
srr
srr
srr
そう、俺は
そらるさんの寝てるところを襲って殺したのだ
srr
sm
なんであまちゃんが出てくるんだ…???
srr
srr
srr
srr
srr
そらるさんが服をめくると
痛々しい傷が何個もあった
それは紛れもなく俺がつけたもの
苦しくなって思わず目を背ける
mfmf
mfmf
mfmf
まふくんがそらるさんの袖を引っ張る
srr
srr
そらるさんは淡々と話す
mfmf
まふくんはあまちゃんの名前も思い出せないらしく
頭にハテナが浮かびまくってる
それを見た俺は
まふくんが死ぬ前に渡してきたうらたさんへのネックレスを思い出した
sm
sm
俺は自分のポケットからネックレスを出して
まふくんに見せた
sm
sm
sm
sm
mfmf
まふくんはぴくりと眉間にしわをよせ
何かを思い出したように頭を抱え始めた
mfmf
突然苦しそうに叫び始めたと思えば
mfmf
mfmf
mfmf
俺を見て思い出したと言うように苦しそうな顔で微笑んだ
mfmf
mfmf side
10年前
mfmf
urt
うらたさんと僕は幼なじみで
うらたさんの家族は代々マフィア
僕の家族は代々うらたさん一家の組織にいて
小さい頃から一緒に育ってきた
だから、うらたさんの訓練の相手は必ず僕だし
何をするにもずっと一緒で
1番うらたさんを知ってる自信があった
父親
父親
ガツッバキッ
urt
urt
もちろんうらたさんがボスに好かれてないことも
失敗してはこうやって暴力を振るわれてる
この世界、これが普通なのだが実の息子にまですることではないと思う
僕の親はボスを守って死んでしまった
だから、親の代わりにボスを止めるのは僕
うらたさんを助けるのも僕なんだ…
mfmf
mfmf
父親
mfmf
なのに僕はいつも弱虫で
うらたさんを守ることすら出来なかった
あの時も…
mfmf
mfmf
mfmf
ボスはうらたさんをわざと気絶させ
暗い監禁部屋へと連れていこうとしていた
父親
いつものセリフ
でも
僕はもう弱虫をやめるんだ…ッ
mfmf
mfmf
mfmf
mfmf
僕が思いっきりうらたさんの父親、ボスを睨みつけると
ボスは嘲笑うように僕を見て
父親
父親
とだけ言い、スタスタと歩いていった
それはここからすぐに出て行けと言う宣告だった
mfmf
ボスに言われた以上出ていかなければ僕が殺されるだろう
僕が殺されればうらたさんは自分のせいだと自分を責める
mfmf
やっぱり僕は弱虫なんだ…
僕は走ってアジトから出た
その後、うらたさんがどうなったのかは知らない
でも、きっとなにかされたのだろう
護れなかった
罪悪感と悔しさでいっぱいになった
そんな時に手を差し伸べてくれたのが志麻くんとあまちゃんだった
それで僕はあのボスに____。
sm side
mfmf
mfmf
まふくんの目からは溢れんばかりの涙が伝っていた
srr
そらるさんは驚いたけど安心した、と言わんばかりの顔をしている
だけどその表情が瞬時に一変したのを俺は見逃さなかった
ヒュン
sm
俺の横スレスレをナイフが通る
mfmf
mfmf
まふくんが慌ててそらるさんを止めようとするも
srr
と、優しく微笑み首の付け根を打った
mfmf
ふっとまふくんの意識が途切れ、まふくんは膝から倒れてしまった
srr
そらるさんは俺を見下すように細い目で見る
さっきまでの優しい雰囲気は消え、今は殺気しか感じ取れない
srr
srr
そらるさんは椅子から立ち上がりどこから出したのかも分からないナイフをクルクルと回している
srr
そらるさんはどんどんと近づいてくる
そして回していたナイフをチャキンと持ち直し俺の喉元に添える
srr
srr
srr
srr
そらるさんは不気味な笑みをこぼしナイフを握り直す
sm
sm
sm
sm
sm
sm
sm
sm
涙と嗚咽で自分の言葉さえも分からないほどだったが
そらるさんになら、殺されてもいいと思った
だって当然の報いだから
srr
srr
srr
srr
そらるさんは俺がそらるさんにやったように
大きくナイフを振り上げ下に下ろす
sm
目をつぶり、死を覚悟した瞬間
mfmf
スパッ
mfmf
痛々しい音が響き
目を開ければ腕を抑えて俺の前で倒れているまふくん
sm
mfmf
mfmf
どうみても自分の方が苦しそうなのにこちらを見て心配するような目で微笑むまふくん
sm
sm
sm
sm
mfmf
俺の言葉を遮るように声を荒らげるまふくん
mfmf
mfmf
mfmf
mfmf
そらるさんがなんで、と言わんばかりの顔でまふくんをみている
mfmf
mfmf
mfmf
mfmf
mfmf
まふくんはふらりと立ち上がり
そらるさんの元へ向かうと
静かにナイフを取り上げた
mfmf
mfmf
mfmf
mfmf
mfmf
mfmf
ふわっと笑ったまふくんにそらるさんは赤面しながら顔を逸らす
srr
srr
srr
そらるさんは正気を取り戻したかのように俺の方へスタスタと歩いてくると
srr
と、謝ってきた
sm
sm
sm
sm
sm
sm
sm
sm
sm
sm
わがまま言ってるのは分かってる
でもこの2人の協力あれば
俺たちの組織はもっと強くなれると思う
そらるさんの組織にも「護衛」という名の俺達がつくし
そらるさんがいいと言ってくれるのなら
協力したいと思った
srr
srr
srr
srr
srr
srr
そらるさんが手を差しだしてくれる
sm
sm
俺はその手をがっちりと掴み握手をする
mfmf
バタンっ
ほぼ同時にまふくんの声と鈍い音が響いた
srr
そうだ、まふくんは俺を庇って…
sm
srr
ここでそらるさんの手際の速さにまたもや申し訳なくなったのは俺だけの秘密
srr
srr
srr
そらるさんの本気で安心した顔に少し微笑んでしまう
srr
sm
俺はまた昔のことをおもいだしてまたふふっと笑う
sm
sm
sm
俺がにっこりと微笑むと
そらるさんも
srr
と微笑み返してくれた
srr
突然何かを思い出し血相を変えるそらるさん
sm
srr
srr
srr
srr
そらるさんは急いで指を鳴らし
srr
と呟いた
すると瞬きもしないうちに傷だらけの2人とるきと女の子が現れた
skt side
skt
目を開けるとセンラと俺はよく分からない広間にいた
そして遠くの方には見た目のよく似た2人の男女
snr
センラも起きたようで目をこすっている
るな
るき
2人は瞬きもしないうちに目の前にいた
snr
skt
俺が勢いよく立ち上がり、るきに掴みかかろうとすると
スッ
skt
目の前には、るきがいなくて
俺はバランスを崩した
skt
そしてるきに下っ腹を殴られ元いた場所まで飛ばされる
るき
るき
るな
るな
るな
俺は下腹部を抑えながら2人を睨む
snr
センラは警戒心をバリバリだしながら俺を心配そうな目で見る
skt
skt
俺とセンラは武器を出し
skt
snr
と2人で戦闘態勢になる
るき
るな
るき
るな
ヒュッ
2人はニヤリと笑ったあと一瞬で上空に飛び
2人とも同じ動きで俺らに飛びかかってきた
タッ、トタタタタタタタタ
リズム良く蹴りを入れられ銃を打つことすら出来ない
snr
それはセンラも同じようで
薙刀を一生懸命回すがるきは姿くらましかできるらしい
あの時のうらさん同様だ
るな
るな
ヒュンッどん!
るなが「よ」というと同時にるなが飛び蹴りしてくる
skt
今の、結構来たな…
俺はふらふらと立ち上がりふたつの銃を構える
skt
skt
バンバンバンバンッ
俺は勢いよく銃を打つ
るな
るな
るな
るな
るなはふふっと微笑み
こちらに向かって走ってきた
そして
るな
とリズム良くパンチをしてくる
俺は必死で避け、るなのお腹に隙間ができた時一気に蹴りを入れた
るな
るなは勢いよく遠くに飛んでいく
るな
るな
るなが立ち上がり、まだふらふらしているうちに銃を打ち、るなを捕える
るな
るなは一生懸命外そうとするが
この縄は俺特製の簡単には解けない縄
多分これで時間は稼げる
skt
恐らくるきとるなは双子
でもるきのほうが強いようだ
るな
るな
るながるきにむかって叫ぶと
るき
と、るなに向かってウインクをした
snr
この短時間でセンラは随分やられたようで
だいぶ傷だらけで血を吐いている
skt
skt
snr
snr
センラは俺を見ながら立ち上がり肩を叩いてくる
skt
俺たちは目を合わせ頷き
2人でるきにむかって走り出す
姿くらましが得意なのはこちらも一緒
俺とルキは二人一斉に姿をくらましお互い様子を伺う
そんな時、うらさんの声を思い出す
urt
urt
相手を、見る
すんっ
かすかに嗅ぎ覚えのある香りが通る
skt
俺は瞬時に足を振りだす
るき
見事にるきにクリーンヒット
そのうちにセンラが薙刀の尖ってない方でるきの腹部を突く
るき
skt
skt
すぐにるきはまた走り出し
上空へとんだ
skt
snr
urt
skt
俺が上を見ると、るきはいなくていつの間にか横にいた
ヒュン
skt
危うくるきのパンチを食らうところだった
うらさん、分かったよ
学んだわ( ˙-˙ )
るき
るき
るきが足を振り上げその動きを見た俺は蹴りが来ると思い
咄嗟に避けるが
skt
蹴りではなく俺の顔面にパンチかきた
skt
skt
顔面に一発入れられた俺は倒れ込みゴンッと遠くに飛ばされる
俺を見てこちらに駆けつけてきたセンラも投げ飛ばされ俺の隣へ
るき
るき
るき
るきはどこからか出した小さなナイフでるなを解放し
2人でこちらに向かってくる
るき
るな
るな
るな
るな
るな
るな
るき
俺たちは首元にナイフを当てられ
意外と食らっていた俺達は動くことすら出来ず
終わりだと思って目を瞑る
すると
"るき、るな、2人を連れて急いで戻ってきなさい"
と上空から声が響いた
るき
るな
るな
ヒュン
目を開ければまーしぃと2人の男性
sm
sm
まーしぃは慌てた様子でこちらへ走ってくる
skt
snr
俺らはほっとため息をついて立ち上がる
srr
青い瞳の男性が、いや、そらるさん(?)が2人を撫でる
すると2人は「ありがとうございます」とお辞儀をして
そらるさんが指を鳴らすと同時にるなだけが姿を消した
srr
srr
srr
srr
るき
srr
mfmf
そらるさんとまふに見送られ俺たちは、るきについて行った
そして、いつの間にか車の前にいた
アジトの場所が極秘なためアジトの場所に関する記憶は消されたようだ
その時、自分達のアジトでは何が起こってるかも知らずに俺たちはのんきに帰ったのであった
urt side
urt
3人が任務に行った今
俺はすることも無くぼーっとする
そしてコーヒーを飲みながら耳を澄ますと
明らかにこの組織の人ではないものの音がした
urt
俺は立ち上がり周囲を見る
すると
???
???
過去に兄貴と親を殺したあいつがいた
ゾワッとした感覚が俺を襲う
urt
こいつは確かあの時兄貴に…
???
俺はそいつがにやりと笑ったのを見た瞬間後ろへ倒れた
urt
???
そして俺はそいつに抱きかかえられながら意識を手放した
語彙力なしやべぇ
コメント
11件
好きだ( ;ᯅ; )
ねえ好き(´;ω;`) はああもうほんとやばい、