私の病気はとても珍しいんだって
お医者さんがそう言ってた
それと厄介な事に治療法は
運命の恋に落ちその人と両思いにならないといけないんだって…
奇跡なんて起こるわけない
でもある日奇跡と言うよりも
嬉しいことがあったんだ
尚
僕は尚
尚
よろしくね!
初めて男の子の友達ができたの
でも…その子は
半径1mに女子がいたら発作が出るという
病気なんだって
尚
僕の病気の治療法は
尚
運命の恋に落ち両思いにならないといけないんだって
菜穂
…私と同じだ…
その子は私と偶然的に治療法が同じだったの…
そしてある日のこと
尚
菜穂ちゃん
尚
僕のことどう思う?
私はそれを聞かれてびっくりした
菜穂
友達として好きだよ
私はそう言った
でも…本当は
菜穂
(友達としてじゃなくて本気で好きなのに…)
照れくさくて言えない気持ちと
逆に尚君が私の事どう思っているのかという気持ちが込み上げてきた
菜穂
…逆に聞くけど…
菜穂
尚君は私の事どう思う?
尚
えっ
尚
僕?
菜穂
うん
尚
僕は…
尚
…僕も好きだよ
菜穂
え?
尚
あ…友達として!
菜穂
…私も!
菜穂
(友達としてか…)
菜穂
(せっかく…運命の恋だと思ったのにな…)
そして私は尚君に聞いてみた
菜穂
尚君は好きな人っているの?
尚
え!?
尚
……
尚
…いるよ…
菜穂
…そう…なんだ
私はそれがショックだった…
菜穂
……両思いになれるように
菜穂
頑張ってね!
尚
…うん!
私はふと思ってしまった
この病気は一生治んないんじゃないか…って
でも私はその時知らなかった…
もう本当の奇跡は起こっているんだと
だけどその話は
別の話…
続きは♥100で!







