グガは大型トラックに轢かれそうになった僕を庇って、 事故にあった。
そうして、 今こうやってグガは眠り続けてる。
それも5年間。
それも僕を庇ったせいで。
僕のせいで。
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これだけ泣いても、 ジョングガは前のようには怒ってくれない。
返事さえもくれない。
それは、 ジョングガがいなくなる、 そういう現実を突きつけられているようだった。
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そう言って僕は病室を出た。
病室を出て行ってからは、 そのまま真っ直ぐへと僕達の2人の家へと帰る。
寂しい1人の家に帰るとなるといつも足が重くなるのは、 勘違いかな…。
__ガチャ。
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薄暗い玄関で誰もいない家で、 僕は返事も帰ってくるはずのない " おかえり " を口にする。
グガ…
やっぱり君が隣にいないと
生きた心地がしないよ…
病院から帰ってきたあとはグガのベッドに直行。
そして、 また君の温もりを感じたくて、 グガのベッドに潜り込む。
ここ4日、 ご飯もろくに食べれなくなった。
もう、 何かをする気になれなくて、 食べ物も喉を通らなくて。
水さえも、 僕は拒否してしまう体になって。
それに、 自力では眠りもできない。
5年前からずっと睡眠薬に頼ってどうにかして、 一日一日を終わらす。
こうなったのはグガのせいだよ。
そして、 グガをこんな目に遭わせたのは僕のせいだ。
………もう寝てしまおう。
今日もグガのベッドで。
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ビンを空けて、 3個薬を手に取り無理やり喉に通らせる。
もうこのまま、 永遠眠ってしまえればいいのに。
そう思いながら、 グガが隣にいる日々を思い出して目を閉じた。
まだ朝だとか昼だとか関係ない、 早く少しでも早く、 こんな日々を終わらしたくて。
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……だめだ、 今日は寝れないや…。
薬の量が足りてないと思った僕はさらに3個ビンから取り出して、 また無理やり喉に突っ込む。
普通ならば、 飲んだ瞬間に直ぐに効くのだが何故か今日は聞かないみたいだった。
こんなことは初めてで、 あと3個追加で飲んでしまったのがよかったのか、 なんて。
もういいや、 考えるのはやめよう。
僕が疲れてしまうだけだから…_。
コメント
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ああああー、、、切ねえなあ!! むっちゃ心が痛む、、、はああああああああああああああああああ
ああああああぁ!!!! 星ちゃぁん……わいの推しが悲しんでいる。。 ぐくぅ~~~~、、 とりあえず星ちゃん”神”
あ"ぁ"~切なすぎるぅ (´;ω;`)ウッ…(´;ω;`)ウッ…