ENTP
攻
ISFJ
受
王道の逆Verが見たいとリクを頂いたので!
普通に甘い話って普段あまり書かないからちゃんと出来てるか不安ですが(´・ェ・`)笑
ISFJには憧れの相手がいる
いつもみんなの笑顔の中心にいるENTPだ
ENTP
……?
ISFJ
やば、見てるのバレたっ
この場は逃げてしまった
ENTP
やっほー♪
ISFJ
ひえっ!?
目当ての小説の新刊を探していたら背後から突然ハグされた
それだけでも飛び上がるレベルなのに、よりにもよってその相手はあのENTPなのだから、命がいくつあっても足りない
ENTP
いっつも俺のことガン見してる子がいたからさ笑
ENTP
気になっちゃうに決まってるじゃん笑
ISFJ
……//
どう話していいかわからず無言になってしまったISFJだが
相手は構わず続ける
ENTP
俺が読むのは漫画ばっかなんだけどさ、君随分難しそうなの読んでるんだね?
ISFJ
……別に難しいなんてことないですよ
ISFJ
というか店の中で他の人もいるんですからいい加減離してくださいっ!
ENTP
あっごめーん笑
ENTP
あといきなりだけど名前教えて!
ISFJ
……ISFJです…
ISFJ
それよりあなたの距離感おかしいですよいきなり抱き付いて来るとか……!
ENTP
ちゃんと人にモノ言えんじゃーん
ENTP
見た感じ、引っ込み思案ぽかったからさ笑
ENTP
俺はENTP♪
ENTP
これでもう俺らマブダチな?笑
ENTP
だからもう遠くから遠慮しながら見るの禁止!
問答無用に言うと彼は返事も聞かず立ち去ってしまった……
ISFJ
嬉しいけど、疲れた……
後日ISFJは再び友達と楽しそうにランチを食べているENTPと遭遇した
眺めるの禁止とか言われてしまったがその輪の中に入って行く勇気もなく、迷っていると
ENTP
だから遠慮しちゃ駄目だって笑
ENTPの方からわざわざみんなから離れてこちらに寄って来てくれた
ISFJ
(どうしよう……)
ENTP
……?
ENTP
まーいいや、とりあえずせっかくマブダチなれたんだし俺とご飯付き合ってー笑
ISFJ
は、はいっ…!
あの人気者の彼が自分のためだけにこちらに来てくれた夢のような状況で
それに応えないことは許されるはずもなく……
ENTP
いいなーお手製弁当
ENTP
俺買い食いばっかなんだよね笑
コンビニ弁当を貪りながらENTPは言う
ISFJ
からあげ……なら分けてあげますよ?
ENTP
やったぁ笑
このようなことを繰り返し、徐々に2人の距離は縮まって行った
怖がりなISFJもすっかり彼に心を許していた
続く