iris兄弟パロ

りうらは悪戯っ子みたいな悪い笑顔で 初兎らに話を持ちかける

突然すぎたのか、何のことやら といった様子の二人。

そんな二人に呆れたような目を向けて 向き直ってりうらは話す

早速、思いついたと言わんばかりの 顔を見せたほとけ

二人で見合わせてその答えに 辿り着けたことを喜んでいるようだ

初兎もほとけも話を理解したようで りうらもご満悦のようだ

不安気なほとけにりうらが 元気付けるかのように声を張る

自信満々にそう話すりうらに 笑いが堪えきれなかったのか、 初兎が笑い出した

りうらは大声で自分が真面目に言った ことを笑った初兎に怒っていた

そんなところに空気を 読まずして読まないほとけが そんなことをぶっ込んだ

二人からの怪訝な目と初兎の失格 という言葉に反応したのか 驚いた様子を見せた

目を輝かせ、これでどうだと 言うように前のめりでほとけが言う

トリックアンドトリート お菓子も悪戯も大作戦！

彼らの家の前の道で口々に そう話している

どうやら大人組はパーティの道具を 買っていたようだ

悠佑が歩き出すと、ないこがそれを 止めるように話し出した

どうやら、仮装をしていこう、 という話らしい。

悪そうな笑みを浮かべたいふが 二人に問いかけた

二人も悪い笑みを浮かべた。

トリックorトリート！！

大人組も子供組も考えることは 同じらしい。

このハロウィンはどちらが 勝利するのだろうか

ないこといふの高校生コンビで 大声を出して言ったが返答がない

玄関に靴が置きっぱなのを見て 悠佑はいることを確信していた

まあそんなこんなで家の中に 入っていく大人組。

それを確認して悪巧みをする子供達が どこかに隠れているようだ。

いつもなら全部付いとるのに、と 悠佑は呟いた

いつもとは違う家の様子にないこは どうやら怯えているようだ

ヒタ…ヒタ…

目の縁に涙を浮かべたないこは おそらくいふがいるであろう位置に 声をかけた

返事が、ない。

パチンッ

どこかで音が鳴った

ないこの悲鳴が家中に広まる

それを気にせずにりうらは ハロウィン行事恒例の言葉(改)を 言っている

相手が幽霊ではなくりうらだと わかった瞬間にないこはほっとした

それでもなお仮面と狼男の仮装をした りうらは言い続ける。

ないこがりうらにお菓子を手渡すが りうらは動かなかった…何故なら

ないこに悪寒が走る

trick and treat

happy Halloween

今宵は妖怪達の宴だ！！