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五つの恋花

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五つの恋花

2 - 五つの恋花 2話

♥

213

2019年08月02日

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今日もいつものようにアラームがな・・ってならない

急いで飛び起きると時間は8:01だった。

桜田ひなた

え、やばいやばい

桜田ひなた

お母さん!なんで起こしてくれなかったの!めぐむたちは来なかったの?

桜田ひなた

お母さん?

お母さんの声が聞こえなかった

桜田ひなた

あっそういえば

昨日の夜

お母さん

ひなた、明日お母さん仕事で早く行かないといけないから早く起きてドアの閉じまり、よろしくね

桜田ひなた

うんうん、分かってるって

お母さん

聞いてる?

桜田ひなた

聞いてるよ・・笑笑笑笑

その日お笑い番組であんまり聞いてなかった

桜田ひなた

あぁ~やっちゃった

桜田ひなた

どうしよ

桜田ひなた

とりあえず準備をしよう

準備をしたら、急いで家を出た。

タッタッタッタ

桜田ひなた

はぁはぁまさか遅刻なんて

桜田ひなた

もう疲れた。

タッタッタッタ 後ろから聞こえてくる

桜田ひなた

ん?

桧山琉斗

はぁはぁ

桜田ひなた

桧山君!?

桧山琉斗

え、お前も遅刻?

桜田ひなた

う、うん

桧山琉斗

お、俺も

桜田ひなた

そうなんだ!一緒にいこう

桧山琉斗

え、あ、あぁ

タッタッタッタ

先生

それでは出席を確認する。
あれ、ひなたと桧山がいない

ガラガラガラ

桜田ひなた

はぁはぁ

桜田ひなた

先生遅れました。

桧山琉斗

お、俺も

先生

はぁ、まったく

先生

もういい、席に座れ

先生

今からホームルームをはじめる。

遅刻したけれど桧山君と話せて良かった

休み時間

池村めぐむ

おい、ひなた

桜田ひなた

な、なに

池村めぐむ

お前本当に遅刻ばっかだよな

木村レオン

ほんとほんと

桜田ひなた

だって~

池村めぐむ

あと桧山と来たのかよ、

桜田ひなた

うん!よかった!

池村めぐむ

へ、へぇ

桜田ひなた

どした?

池村めぐむ

いやっなんでも

木村レオン

(そういえばめぐむってひなたの事・・)

池村めぐむ

と、とにかくもう遅刻すんなよ

桜田ひなた

はーい

すると廊下で、

女子たち

やっぱ私桧山すきー

女子たち

マジ?うちも

女子たち

じゃっライバルだね

女子たち

桜田ひなた

やっぱモテるなぁ

桜田ひなた

桧山君って

木村レオン

池村めぐむ

だ、だな

桜田ひなた

凄いなぁ桧山君

池村めぐむ

あ、そうだもうすぐだなあの日

桜田ひなた

ね、

池村めぐむ

あ、ごめん思い出させちゃったな

桜田ひなた

あ、いいよ

木村レオン

(こいつらなんのはなししてんだ?)

キーンコーンカーンコーン

2時間が始まり、

帰りの時間だ。

池村めぐむ

お前今日帰れる?

桜田ひなた

ごめん!帰れない

池村めぐむ

あ、わかった

池村めぐむ

じゃっ

桜田ひなた

うん!

桜田ひなた

今日は急がないと

桜田ひなた

もうこんな季節か思い出すなぁ

桜田ひなた

もうすぐあの日

桜田ひなた

そうあの日の夏

7年前

小学2年の夏

桜田ひなた

はぁ~暑い

池村めぐむ

な!

一ノ瀬 ひまり

ね~。今年も一緒にプール行こうね!

桜田ひなた

ね!

一ノ瀬 ひまり

ずーと、一緒にいようね!

桜田ひなた

うん!大人になってもずっと!

池村めぐむ

うん!僕たちずっと友達、ずっと親友!

桜田ひなた

うん!

一ノ瀬 ひまり

うん!

このひまりちゃんという子はめぐむと同じの幼なじみ。

でも、あの日すべてが変わった。

べちゃっ

桜田ひなた

あ、ごめん!落としちゃた

一ノ瀬 ひまり

え、これお母さんが作ってくれてお気に入りのワンピースなのに、

桜田ひなた

え、

私はひまりちゃんのワンピースにアイスを落としてしまった。

一ノ瀬 ひまり

ひなたちゃんひ、ひどいよ、

ひまりちゃんは泣き出してしまって、私も小学生でむきになって、

桜田ひなた

わ、わざとじゃないよ

一ノ瀬 ひまり

で、でも落としたじゃ、ん

桜田ひなた

でも、私のアイスもなくなったもん

2人共泣いた

ひまりちゃんはめぐむが好きで中学になったら告白したいなっていっていた。

一ノ瀬 ひまり

もう、いい

桜田ひなた

もう、しらない!

私はむきになって帰ろうとした。影に映るひまりちゃんは私を少し引き止めようとしていたがピタリと止まり涙を拭いて後ろを向いて歩きだした。

桜田ひなた

もうひまりちゃんなんか、嫌い...

そう、いったとたんひまりちゃんとの思い出を思いだした。

よく思えばいつも遊んでくれたのはひまりちゃんで、いつも隣にいてくれたのは、、誰でもないひまりちゃんだ。

桜田ひなた

いかなきゃ

仲直りしたい。の一心で走った

桜田ひなた

ひまりちゃんー!

信号でひまりちゃんを見つけた。

桜田ひなた

ひまりちゃんだ

桜田ひなた

ひまりちゃんーーー!

ひまりちゃんは振り向いた瞬間涙が飛んでいた。きっとひまりちゃんも同じ気持ちだったんだ。

一ノ瀬 ひまり

ひなたちゃん!

でも、それは信号の途中だった。

ひまりちゃんはこっちに走ってきた。でもトラックが来ていた。ひまりちゃんは気づいていなかった。

一ノ瀬 ひまり

ひなたちゃん!

桜田ひなた

ひまりちゃん駄目、きちゃだめ

桜田ひなた

駄目ーーーー!

一ノ瀬 ひまり

え、

ドンッ

大きな勢いでトラックがひまりちゃんをひいた。

桜田ひなた

え、ひまり、ちゃん?

大人な達はすぐに駆けつけた。中には動画を撮ってる人もいた。

桜田ひなた

ひまりちゃん

桜田ひなた

起きてよ

桜田ひなた

なんで寝てるの?

桜田ひなた

ねぇ、起きてよ

桜田ひなた

また一緒に遊ぼうよ

桜田ひなた

ねぇ

桜田ひなた

約束したじゃん。大人になってもずっと一緒にいようねって、、、、

桜田ひなた

嘘つきだよ、、、ひまりちゃん

私は自然に涙が出た。

大人達

早く救急車!

そして、何分かして救急車がきた。

私も病院に行った。めぐむもきた。

桜田ひなた

なんでひまちゃんが、、、
私のせいだ、私が信号の途中で

池村めぐむ

僕がその場にいれば、、

池村めぐむ

ひまり・・・

二人で泣いた

病院の先生

二人共悲しいと思うけど、もう遅いから早くお帰り?あとは先生に任せて

桜田ひなた

は、はい

池村めぐむ

はい、、

一週間後ひまりちゃんのお母さんから電話がきた。病院に来て。とのことだった。家から病院に急いで行った。

桜田ひなた

はぁはぁ急がないと

桜田ひなた

ついた!

桜田ひなた

あの、お母さんどうしたんですか

ひまりちゃんのお母さん

じ、じつはひまちゃんもう長くないって

お母さんも泣き目で教えてくれた。

桜田ひなた

え、

部屋に入ったそしたらひまりちゃんが寝ていた。

桜田ひなた

ひまりちゃん!

私はひまりちゃんの手をギュっと握った。そしたら

少しだけてがピクッと動いた。

桜田ひなた

え、ひまりちゃん

そして私はひまりちゃんに最後の言葉を告げた。

桜田ひなた

ひまりちゃん、大好きだよ

そしてその夜ひまりちゃんは息をひきとった。

そして夏が終わった。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

え、ありがとう!泣いてくれて(?)私もブルーな恋推します!

ユーザー

え、、?感動…泣いちゃいました。意外な展開!続き楽しみです!!一生おします!

ユーザー

2話は「夏」をテーマにしてみました!ひなたには実は悲しい過去が・・・・!

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