ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
生きるのが怖い。
息ができない。
___でももう、いっか。
杏
彰人
杏
彰人
彰人
杏
杏
彰人
彰人は、もうすっかり炭酸が抜け切っているであろうサイダーを流し込む。
彰人
杏
杏
大丈夫。
まだ、笑えてる。
彰人
杏
彰人
彰人
彰人
杏
自分でも、驚くほど心拍数があがったのを感じた。
杏
彰人
なに隠してるのか? そう言いたげな顔で彰人は私を見つめる。
杏
__音を立て、握っていたはずのカッターが落ちた。
彰人
彰人
学校のトイレで"やった”ばっかりだったから、カッターには血がべっとりとついている。
杏
彰人
彰人
彰人
杏
唇から、掠れた息のような声が出る。
彰人
彰人
彰人
彰人ははっとしたように、何か言いたげな顔でこちらを見た。
彰人
杏
杏
杏
杏
彰人
彰人
杏
彰人は、なにも言わない。下手に止めたりせず、片付けをしている。
杏
彰人
杏
静寂が続く。
彰人
杏
彰人は、振り返らず公園を出る。 でも、突然ぴたりと立ち止まって呟いた。
彰人
杏
杏
不意に、ここには自分しかいないことに気づいて無理に笑うことをやめる。
杏
何重にも傷が重なった左手首に、刃を躍らせた。
浮き上がってくるのは、小さな赤黒い水溜まり。やがて、それが溢れて腕を滴る。
杏
リスカもアムカもレグカも、全部全部意味が無い行動で。 それは、自分が1番わかってて。
杏
杏
杏
私は、なにがしたいの?
答えが出ない無駄な問い。
杏
__……ただ、このまま夜が明けないことを、願う。
ぬし
こはね
冬弥
こはね
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
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コメント
3件
500いいね超えちまって嬉しい悲鳴をあげてるわい。
めちゃめちゃ好き…!センスありありすぎるよあめだまちゃん!