あ、これは最終的に「橙紫」となります。
紫くんが努力するだけの 物語じゃないんですよね(?)
では、本編へどうぞ
俺がいつものように廊下を歩いていると…
橙
なぁ
紫
ん…?
橙
紫くん…であってる?
紫
あってます
橙
じゃあ、紫くん
紫
なんですか?
橙
質問してええ?
紫
答えられる範囲なら、、
橙
ありがとな!ニコッ
この人が笑った瞬間
紫
…っ//
胸が締め付けられた
橙
あれ、大丈夫なん?
紫
だっ、大丈夫です!
紫
それで、質問ってなんですか?
橙
あー、それの事なんやけど
橙
ここじゃ話しずらいから屋上で話さん?
紫
(屋…上……?)
紫
い……だ
橙
…?
紫
屋上は…嫌だ……っ
紫
ポロポロ
紫
やだ…あんな事もうされたくない……っ
橙
え、あぁ…
橙
ごめんな…?
紫
大丈夫…です
橙
大丈夫じゃ、ないやろ…?
橙
今も、震えとるし…
紫
大丈夫、ですよ
橙
…分かった
紫
質問、ここでなら答えます…
橙
あぁ…分かった
橙
紫くんって…
橙
才能があるわけじゃ、ないんやろ…?
紫
…え
俺の事が分かる人なんていないと思ってた
俺に才能なんてない。
それに気づく人はこの先現れないと
そう、思ってた
だけど、この人は違った
俺に才能なんてないって事に気づいた
橙
…努力、してきたんやろ?
その言葉を聞いて
涙が溢れてきた
紫
グスッ…
紫
…ポロポロ
紫
なんで…分かるんですか…ポロポロ
橙
…俺も、そう言われてきたからかもしれへんな
「俺も…?」
俺達は、同じ境遇だったって…事?
次で最終話となります。
橙くん以外出てこなかった←
…うん。
おつもか❕