数日後
中原 中也
太宰 治
結局中也は保健室登校を続けて居た。
あの後、一日二日は頑張ってみたのだが睡魔には勝てず…仕事でもミスをしそうになった程だったから、諦めた。
あの時、あと三秒遅ければ今頃警察のお世話だっただろう…。
という訳で少しもやもやし乍らも、太宰と共に過ごす日々である。
太宰 治
中原 中也
中原 中也
太宰 治
今日は首吊り、と云う太宰に中也は 自殺はしてんじゃねェか、と突っ込む。
あの日以来、太宰と中也は二人きりの時、互いに敬称をつけずに呼び合って居る。
一度口にして仕舞ったら中々戻しにくいというものだ。
太宰 治
中原 中也
中原 中也
中原 中也
太宰 治
中原 中也
太宰 治
中原 中也
太宰 治
太宰 治
中原 中也
何者なんだ。
喉元まで出かかった言葉を押し込む。
なんだか、知りたく無い様な気がした。
太宰 治
中原 中也
太宰 治
小さく呟いた言葉は、中也の耳には届かなかった。
太宰 治
中原 中也
太宰は周りに人の気配が無い事を確認してから声を潜めて云った。
太宰 治
中原 中也
太宰 治
太宰 治
中也の脳に、今迄体験してきた惨い映像が流れる。
思わず口を押さえて屈み込んだ。
太宰 治
流石に計算外だったのだろう。 太宰が慌てた様子で中也の背を摩る。
中原 中也
吐き気はするが、幸い今朝は朝食を食べて来なかった為出すものがない。
太宰 治
中也は呼吸を整え乍ら、小さな声を出した。
中原 中也
太宰 治
太宰が少し動揺する。
そう___中也が殺し屋として正式に働き出したのは、中学一年生の頃。
其れ迄は警備の動きの確認等サポートに参じて居た。
中原 中也
太宰 治
太宰 治
中原 中也
太宰は中也に自身の白衣を掛けてやり、落ち着く迄背中を摩って居た。
下校時間。
あの後は、なんとか気を落ち着けられた。
少し仮眠をとって、帰宅。
何時もの場所に置いた赤い自転車を置き場から出す。
中原 中也
通話
00:00
中也の電話が鳴った。
また仕事の連絡だろう。
中原 中也
中原 中也
中原 中也
___。
中原 中也
中原 中也
中原 中也
通話
00:50
中原 中也
通話終了音が虚しく鳴り響く。
『一つ目は、今日明日辺りに来るんじゃ無いかな』
太宰の言葉が中也の脳内に反射した。
コメント
13件
え?あ、中也?まさか太宰sいや、やっぱ何でもない 、、じゃなーい! おい、おい、おい、おい? 中也にこれ以上○しをさせんなグズがぁ! 人間やめちまえやぁぁ! そして中也!安心して!太宰さんこのこと小さい方って言ってるから、うん!太宰さんならきっと大丈夫、なんとかしてくれるから、うん!太宰さん、あとは頼みましたよぉぉ!