テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

桐谷雄大

なぁ、恭の家ってなんかあんの?

吉高恭

いや。特に曰く付きとか
そんなんじゃないよ

吉高恭

なんで?

桐谷雄大

あー。うん。
こないだ。終電逃して
初めて泊まったろ。

吉高恭

うん。

桐谷雄大

で、お前の部屋日本人形あるだろ?

吉高恭

ん?

桐谷雄大

ほら、だるまみたいなやつ。
チェブラーシカみたいな。

吉高恭

日本人形?

桐谷雄大

それがよ…

吉高恭

えっとそれがどうした?

吉高恭

お前 酔いすぎ

桐谷雄大

終電ねぇーから今日はよろしく。

吉高恭

それはわかったから

吉高恭

ってもう寝てるし

吉高恭

こいつ酔うとめんどいな…

吉高恭

とりあえず俺ねよ。

夜中12時を回った時の事。

桐谷雄大

ん…水飲みたい…

桐谷雄大

恭ん家…
今日はふたりで飲んで…

桐谷雄大

終電逃して

吉高恭

ん…

桐谷雄大

とりあえず水もらうな。

その時、ふと目が入った日本人形。

桐谷雄大

恭のやつ珍しいな。

桐谷雄大

日本人形なんかおいてんだ…でも

桐谷雄大

俺苦手。

そう言いだるまの形の日本人形を 後に向けて布団へ戻る。

桐谷雄大

これでよし。もう一眠り

コト コトン。

桐谷雄大

ん? 

音のする方へ視線を向けると

さっき 後に向けた人形が こっちを向いていた。

桐谷雄大

えっ…なんで?

桐谷雄大

確かに…後向けたよな。

怖らを抑え、もう一度後にむける。

桐谷雄大

よし。これでオッケイ。

コト コトン。

次は布団に入る前に音がした。

桐谷雄大

(もしかして…)

しぶしぶ人形を見ると またこっちを向いていた。

しかも、目のあった瞬間 女の子の声で

”キャハハハハハ もっと あ・そ・ぼ!”

その瞬間 気を失った。

吉高恭

で あんなとこで寝てたのか。

桐谷雄大

うん。

桐谷雄大

まじ 怖かった。

吉高恭

でな。
話はわかった。

吉高恭

俺もガキのとき同じ経験したから。

桐谷雄大

まじ?

吉高恭

ただ、お前のみた人形ってこれだろ?

吉高恭

桐谷雄大

そうそう。この赤いの

吉高恭

俺んちにこの人形ないんだ。

桐谷雄大

うそ…嘘つけ

吉高恭

俺もこれ苦手だから持ってきてない。

桐谷雄大

…………。

桐谷雄大

わりぃ。俺帰るわ。

吉高恭

おい。雄大!

血相を変え レストランをでる雄大。

バイトを終え、恭は家にもどる。

すると、ベットの上にあの日本人形が…

吉高恭

なんで…ここに

”おかえり 遊びに来たよ。”

吉高恭

いや 遊ばない。

”大丈夫 ちゃんと遊ぶよ。”

すると人形の表情がさらに不気味になり 形も大きくなった。

小さいときみたいに遊ぼうね。

昔みたいに今度は私が

”髪の毛ひっぱたり、足ひっぱたりして あげるからね。”

吉高恭

あの後 心配2なった雄大が家に
来ました。

吉高恭

すると手が変な方向に
曲がりかけていたそうです。

吉高恭

また、
レストランでいきなり帰ったのは

吉高恭

俺の背後にあの日本人形がいたそうです。

人形の扱い方を間違えると 怖いことが起こりますよ。

この作品はいかがでしたか?

100

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚