テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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偽物の理想の先は…

第11話 - 離れたくない場所

2023年11月14日

#ヒプノシスマイク

#四十物十四

#ナゴヤディビジョン

ちまな🌈🍑💫🥰

ー数分後ー

十四の記憶が曖昧な話が終わり、空却と獄は一旦帰ることに＿＿＿＿＿＿

碧棺左馬刻

お前は着いていかなくて良かったのか?

四十物十四

もう少しだけ、落ち着きたくて💦

碧棺左馬刻

まぁ好きに居りゃいい

四十物十四

ありがとうございますっす!

山田一郎

四十物十四くんは一人暮らしなんだよな?

山田一郎

偉いな(*^^*)

四十物十四

いえいえ💦!そんなことないっすよ

山田一郎

アイツらもいつかは家を出ていくんだろうなぁ〜

四十物十四

……

四十物十四

……あの、

山田一郎

ん?どうした?

四十物十四

急に話を変えちゃって申し訳ないっすけど……

四十物十四

自分……嘘ついてたっす。

山田一郎

え?

碧棺左馬刻

……｡

山田一郎

なんの嘘だ?

四十物十四

……空却さんや獄さんには言えないっすけど。

四十物十四

さっき中央区での記憶はないって言いましたよね?

山田一郎

あ、あぁ

四十物十四

本当は……全部覚えてるっす。

山田一郎

なんだって…?

碧棺左馬刻

……詳しく聞かせろ。

四十物十四

……(・・;)

四十物十四

……( - - `)ナゴヤを出ていって、中央区に入った瞬間の記憶だけはないっす。

四十物十四

自分がどうやって中央区の人間として門をくぐっていたのか、正装で働いていたのか。

四十物十四

一瞬の間だけは覚えてないっす。

四十物十四

けど、その後のことは全部覚えてるっす。

山田一郎

つまり、空却や俺たちに初め逢いに来ていた時もってことか?

四十物十四

はいっす。

碧棺左馬刻

なんで助けを呼ばなかった?

四十物十四

それは''……。

四十物十四

危険に晒したくなかったんす。

山田一郎

でも1番は君が危なかったんじゃないか！

四十物十四

わかってるっす!自分が一番渡りきれない橋の上に立ってることは…!

四十物十四

それでも……お2人を……危険な目に合わせたくなかったんす……

四十物十四

あの時は……本当に自分と闘ってました。

遡ること十四と再会の時______

波羅夷空却

お前……何やってんだよ!

波羅夷空却

十四!

四十物十四

……

四十物十四

(空却さん……獄さん…。)

天国獄

十四、

波羅夷空却

お前は拙僧らの家族だろうが!!なんで中央区の人間なんかになってんだよ!!

四十物十四

貴様らの家族などなった覚えもない。

波羅夷空却

!?''

四十物十四

(ごめんなさいっす。今はこうして言わないと空却さん達がやられてしまうかもしれないから。)

四十物十四

(ほんとは……忘れてなんかいないんすよ…。)

四十物十四

では…失礼するｺﾂｺﾂ))

波羅夷空却

十四!!行くな!!

四十物十四

(空却さん…こんな自分で申し訳ないっす。)

四十物十四

(でも……助けに来てくれますよね?……)

天国獄

十四!!

四十物十四

(ごめんなさい。獄さん。)

四十物十四

(もし、自分の記憶が無くなってしまっても……)

四十物十四

(2人には自分の名前を呼び続けていて欲しいっす。)

四十物十四

(バイバイ、空却さん、獄さん。)

四十物十四

あの時は…一番辛かったっす

碧棺左馬刻

まだなりたてで記憶があったのか…

四十物十四

皆さんにも酷い呼び方をしてしまって、一郎さんには失礼な態度をして申し訳なかったっす💦

山田一郎

いいんだよ

山田一郎

あん時は仕方がないだろ?

山田一郎

中央区に逆らえばどうなるかわかんねぇーしなw

山田一郎

気にすんな!w

四十物十四

ありがとうございますっす

碧棺左馬刻

けどよぉよく覚えてたんだな

四十物十四

なんでかはよくわかんないっすけど…

四十物十四

あの体験は忘れちゃいけないと思ったんだと思うっす。

四十物十四

それにあの一瞬の出会いがないときっと自分は一生空却さんと獄さんに会えなかったと思います。

四十物十四

今自分にできる最善を尽くして皆さんから離れていったっす。

四十物十四

でももう終わったことなんで…

碧棺左馬刻

話すか話さねぇかは自分で決めろ

碧棺左馬刻

俺たちはそれに賛同しねぇ

山田一郎

自分が決めたことなら無理にしなくてもいい

山田一郎

無理に話す方が自分にとっても苦しいだろうからな

四十物十四

わかりましたっす

山田一郎

んじゃ俺は帰るよ、またな！

四十物十四

またねっす!!

碧棺左馬刻

はぁ…やっとうるせぇのが減ったな

四十物十四

あの、貴方の妹さんて…

碧棺左馬刻

……合歓のことか?

四十物十四

……｡同じ苗字だからきっとご兄妹なんだろうと思って

碧棺左馬刻

…そうだな

四十物十四

とてもお世話になったんす。合歓さんによくしてもらいました、お兄さんにゆう事じゃないかもしんないっすけど

四十物十四

ありがとうございました

碧棺左馬刻

………

碧棺左馬刻

(気いつかってんのか……)

碧棺左馬刻

あいつは元気にしてたか?…

四十物十四

へ?……

四十物十四

はいっす

碧棺左馬刻

そうか…。

碧棺左馬刻

それが聴けらァ十分だ

碧棺左馬刻

ありがとな

四十物十四

……

四十物十四

自分これで失礼するっす

四十物十四

お邪魔しましたm(*_ _)m

碧棺左馬刻

おう

碧棺左馬刻

気ぃつけて帰れや

四十物十四

はい!

碧棺左馬刻

……。

碧棺左馬刻

(あいつはまだ嘘をついている。)

碧棺左馬刻

(多分自分に言い聞かせてんだろぉな)

碧棺左馬刻

(まぁ…俺にとったら知ったこっちゃねぇがな。)

お兄ちゃん!＿＿＿＿＿＿

碧棺左馬刻

……合歓

四十物十四

((((( *˙˙)ﾄｺﾄｺ…

天国獄

お、来たぞ

波羅夷空却

十四ー!!遅かったじゃねぇかー!

四十物十四

空却さん!獄さん!

四十物十四

もしかしてずっと待ってたんすか!?

波羅夷空却

あったりめだろぉが

天国獄

仕事が早く終わっただけだ

四十物十四

嬉しいっす!

四十物十四

''3人''で集まるのは久々っすね!

波羅夷空却

………

波羅夷空却

ははw!そうだな!

波羅夷空却

今日は拙僧の家に泊まっていけ(◝ ᴗ ◜)

四十物十四

お泊まりっすー!

天国獄

はぁやれやれ(´-ω-)

波羅夷空却

_______

天国獄

_______

波羅夷空却

_____!!

天国獄

_________┐(´д｀)┌

四十物十四

…………

四十物十四

(本当のこと言ったら…怒るのかな…。)

四十物十四

(でも……これは自分が決めること。)

四十物十四

(本当のこと……お2人は話して欲しいっすか?……)

四十物十四

(自分は＿＿＿＿＿)

天国獄

おい、何やってんだ?

波羅夷空却

早くしねぇと団子、拙僧が全部食っちまうぞ!!

四十物十四

……あ、。

四十物十四

待ってくださいっす__!

天国獄

………。

波羅夷空却

ぐごースピ〜(¦3[____]

四十物十四

……。

天国獄

……。

四十物十四

(……やっぱり、気まずいっす。)

四十物十四

(もう大丈夫だと思ったんすけど……。)

四十物十四

自分は…弱いままだ……。((ﾎﾞｿｯ…

天国獄

何が弱いままなんだ?

四十物十四

へぁ!??獄さん?!お、お、お、起きてたんすか!?

天国獄

あぁ、((よっこいせ

天国獄

で?何が弱いままなんだ?

四十物十四

ﾋﾞｸｯ))……別に…何も無いっす。

天国獄

……

天国獄

はぁ(*´Д｀*)お前は隠し事が下手だな

四十物十四

そそ!そんなことないっすよ!!

天国獄

(￣b￣)ｼｰｯ!

四十物十四

あ、。

天国獄

お前は弱くない。むしろ強くなった方だ。それは俺もこいつも認める

波羅夷空却

⊂(　⊂_ω_)＜ぐー

四十物十四

………

四十物十四

ﾓｿﾞｯ))(o_ _)o…ﾑｸﾘ

四十物十四

でも……。自分が……弱いせいで……。ｶﾞﾀｶﾞﾀ)))

天国獄

(｡´-д-)ﾊｧ-

天国獄

あのな、十四。お前が中央区に攫われて居なくなった時から、空却は何してたとおもう?

四十物十四

え?……それは……自分が出ていったことに腹立てて…探すのも諦めてたんじゃ。

天国獄

…その逆だ

四十物十四

え?…

天国獄

こいつはお前が居なくなった時から自分の吐いた言葉に反省して徹夜でお前を探していた

天国獄

ナゴヤ中も他のディビジョンにも声かけてな

四十物十四

………

四十物十四

(そうだったんすね。)

四十物十四

ﾋｯｸ))ｸﾞｽ))……

天国獄

大丈夫か?

四十物十四

うっ泣うっ泣ｸﾞｽ))

天国獄

ｻｽｻｽ…( ´ ..)੭⸒⸒

天国獄

どうだ?落ち着いたか?

四十物十四

ｸﾞｽ))はいっす

天国獄

じゃぁ話を続けていいか?

四十物十四

((･･̥ )ｺｸ

天国獄

空却はな…

天国獄

十四が俺たちから離れて行ってしまうんじゃないかってずっと心に沈めていたぞ

四十物十四

………

天国獄

最終的に無理矢理お前のところに行っていたがな…

四十物十四

空却さん……

四十物十四

(…情けないっす。自分のためにそこまで…。)

天国獄

あと、お前隠し事してるんじゃないのか?

四十物十四

Σ(=ω=；)ｷﾞｸｯ

天国獄

見え見えだ

四十物十四

………

天国獄

話さねぇのか?

四十物十四

……。そうっすね

四十物十四

これだけは絶対に話せないっす。

四十物十四

ごめんなさい

天国獄

………(珍しいな)

四十物十四

(…やっぱり言わない方が自分にとってもお2人にとってもいいっすよね。)

波羅夷空却

なら、拙僧らに話せるって時が来るまで待ってやるよ

四十物十四

空却さん!?

天国獄

起きてたのか、坊主

波羅夷空却

ひゃは!なんか話し声が聞こえたもんでなぁ!起きちまった

波羅夷空却

十四、おみゃーは弱くねぇ、それに家族に隠し事は無しって言ったが、今はいい

波羅夷空却

お前も休みたい時くらいあるだろうからな

四十物十四

………

四十物十四

(本当にこの人は＿＿＿＿＿)

四十物十四

ありがとうございますっす😊

波羅夷空却

そうと決まればもう寝ろ。

波羅夷空却

明日はお前が帰ってきたっていう祝いをしてやらなきゃいけねぇからな

四十物十四

え!?なんですかそれ?!

天国獄

まぁ明日楽しみしとけ

天国獄

おやすみ

四十物十四

えぇ💦気になって眠れないっすよぉ

四十物十四

…………

四十物十四

(あのお2人にも嘘を着いちゃった。)

四十物十四

(けど……ヤクザさんの方は気づいてるだろうな。)

四十物十四

(本当は覚えてなんかいない。ただ途切れ途切れに見えた景色と思っていた言葉を思い出しただけ。)

四十物十四

(自分は……嘘つきなんすよ。)

四十物十四

(ただ…今回だけ。嘘はつかせてください。)

四十物十四

(守るためでもあるっすから……)

十四が拐われた時に戻る＿＿＿＿＿

四十物十四

((ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ出してくださいっす!!

四十物十四

((空却さんと獄さんのところに返して!!

男｢それはできません。東方天様の命令なので｣

四十物十四

((そんな……

｢システムの準備完了。いつでもいけます｣

天谷奴零

おぉやってんねぇ

四十物十四

((あなたは…!!

天谷奴零

ん?おっこいつはたまげた

天谷奴零

ナゴヤの子じゃねぇか

四十物十四

((なんで…あなたがここに?

天谷奴零

ん?ちょいとばかし仕事でな

天谷奴零

それよりもできたのか?

男｢はい。いつでもいけます｣

天谷奴零

そうかそうか

天谷奴零

ちといてぇかもしれねぇが我慢な

四十物十四

((これから何するんすか?……

四十物十四

((自分空却さんと喧嘩したこと謝らないと!!

天谷奴零

まぁまぁ(((ノ´ー｀)ノそんなのは戻ってからにしてくれ

天谷奴零

んじゃあとはよろしく〜

四十物十四

((待ってっす!!

｢システム起動、これより記憶を削除し別の記憶をインプットします。｣ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ

四十物十四

((記憶を削除!?

四十物十四

((ﾊﾞﾝﾊﾞﾝやめて!!そんなことしたら!!

｢これからはナゴヤではなく'''中央区''の人間として働く男になるんです。我々研究員のように｣

四十物十四

((そんな……

四十物十四

((自分は忘れたくない!!大切な思い出もあるんだ!だからやめて!

｢開始まで3秒、2、1------｣

四十物十四

((空却さん泣!獄さん!泣!!

「「助けて!!」」

｢開始。｣ﾀﾝ＿＿＿＿＿＿

四十物十四

((＿＿＿＿＿＿＿っ!!!

四十物十四

((ｷｨｰﾝ…………

四十物十四

ﾄﾞﾀｯ))

｢終了。脳波及び身体の以上がないかチェック。なければこのまま人格の変更を行う｣ｶﾀｶﾀ))

四十物十四

((…………

四十物十四

(((あれ……?なんで叫んでたっけ……?)

四十物十四

(((誰を……叫んでたんだっけ?……。)

四十物十四

(((自分は………誰といたっけ…?)

四十物十四

(((……分からない。)

四十物十四

(((もう……なんでもいっか……。)

四十物十四

ｽｩ_(-ω-`_)⌒)_

碧棺合歓

ｺﾂｺﾂｺﾂ))

天谷奴零

おっ、誰かと思えば♪合歓ちゃん〜

碧棺合歓

天谷奴零。なぜここに居る

天谷奴零

ん〜こいつをお届けにかなぁ〜
ヾ(˙˘˙*)ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

碧棺合歓

こいつ?

碧棺合歓

____!?

四十物十四

……。

碧棺合歓

そいつは……クローンか?

天谷奴零

んいや、これは正真正銘、本物の人間だ

碧棺合歓

まさか生身をそのまま?

天谷奴零

そーそー♪

天谷奴零

今日からもうこいつは''中央区の人間だ''。

四十物十四

………

碧棺合歓

………

碧棺合歓

なるほど。では、案内します

天谷奴零

いや、君にはこいつの服を用意してて欲しい

碧棺合歓

服ですか?ですが女性用しか…

天谷奴零

大丈夫♪女性用でもこいつなら入るさ!

碧棺合歓

……わかりました。用意しておきます

天谷奴零

頼んだよぉ〜ｺﾂｺﾂｺﾂ))

四十物十四

ｺﾂｺﾂｺﾂ))

碧棺合歓

…。(変な奴らだ。)

四十物十四

……

四十物十四

中央区になり始めた時……あの一瞬だけ…自分はお二人のこと覚えてたっすよ。

四十物十四

だからもう絶対……この手を離さないでください。

四十物十四

……。

四十物十四

ﾓｿﾞｯ))ｽｰｽｰ……

波羅夷空却

……。

天国獄

……。

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