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君は王女 僕は召使い
運命分かつ
君を守る その為ならば
期待の中 僕らは生まれた
祝福するわ 教会の鐘
大人たちの勝手な都合で
僕らの未来は 二つに裂けた
たとえ世界の全てが 君の敵になろうとも
僕が君を守るから
運命分かつ 哀れな双子
君を守る その為ならば
隣の国へ 出かけた時に
街で見かけた 赫色のあの娘
その優しげな 声と笑顔に
一目で僕は 恋に落ちました
だけど 王女があの娘のこと
消して欲しいと願うなら
僕はそれに応えよう
どうして ⋯ ? 涙が止まらない ⋯ ッッ
君は王女 僕は召使い
運命分かつ 狂おしき双子
君は笑う 無邪気に笑う
この国はもうすぐ 終わるだろう
怒れる国民たちの手で
これが 報いだと言うのなら
僕はあえて それに
僕は王女 君は逃亡者
運命分かつ 悲しき双子
君を悪だと言うのなら
むかしむかし あるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨してた
とても可愛い 僕の姉弟
たとえ世界の全てが
ついにその時はやって来て
君の敵になろうとも
終わりを告げる鐘が鳴る
僕が君を守るから
民衆などには目もくれず
君はどこかで笑っていて
君は
ガタンッッッ !!! ザシュッ !!!! ポタッポタッッ
君は王女 僕は召使い
ガラガラッ
運命分かつ 哀れな双子
君を守る その為ならば
僕は悪にだってなってやる
ガタッ
ℯ𝓃𝒹