俺は考えるよりも先に
体が動いていた
ココ
春千夜
俺はココを抱き締めた 苦しくないように優しく そっと
春千夜
ココ
ココは小さく声をこぼす
春千夜
春千夜
春千夜
薬を此奴に渡した俺が言う事では無い
此奴がこうなったとは多分薬の所為…
そう、俺の所為だ
ココ
ココ
春千夜
俺はココの背中を優しく摩りながら そう言葉をかける
ココ
昔、此奴に何があったかは知らない
でも、何処か
俺と似ている所を感じた
ココ
春千夜
先程よりも落ち着いたココを見て そう問いかける
ココ
春千夜
ココ
此奴の顔を見れば何を思っているか分かった 分かりやすいんだよ此奴
ココ
…え、は…
春千夜
ココ
春千夜
いつものココなら礼も謝りもしない そんなココから礼をされるとは…。
もしかして俺…今日死ぬ…??
ココ
春千夜
きっと泣き疲れたのだろう ココが"寝る" と言い出した。
ココ
ガチャッ
春千夜
……後で部屋行って薬隠すか…。
今は大丈夫でも、後々また飲みたくなんだよ薬はなぁ…。
やっぱ彼奴に薬は速すぎたな
春千夜
ガチャッ
コメント
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チッ……薬隠すんだね……はるち優しすぎだろオイ!!
泣けるわ
はるち優しすぎて死にそ。