テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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隣の席の糸師凛

第12話 - 兄貴のおせっかい？

2025年02月24日

#糸師凛

#学園パロ

#夢小説

(●´∀｀●)なー

糸師冴

…おい、凛。

糸師凛

なんだよ、クソ兄貴。

糸師冴

…はぁ、これだからまだまだガキなんだよ。

糸師凛

あ"？なんだよ急に、

糸師冴

今日、お前が気にかけてるやつと少し話したが…

糸師凛

…は？どういうことだよ。

糸師冴

話遮るんじゃねぇ。

糸師冴

柏木、なんだっけ…。

糸師凛

柏木響、兄貴、もう老化進んでんのか？

糸師冴

うるせぇ。

糸師冴

そいつと話したが…随分あっちもあっちで、変な趣味してんな。

糸師凛

…?、さっきから何の話してんだよ、
意味分かんねぇぞクソ兄貴。

糸師冴

黙って聞いてろっつってんだ。

糸師冴

…はぁ。

そう、この兄弟…

読み取る力も伝える力もカスである。

糸師冴

…とりあえずあれだ、次会ったら謝っとけ。

糸師凛

は？

糸師凛

ざけんな、お前は俺が悪いって言いてぇのか。

糸師冴

割とそうだろ。

糸師冴

(なんか壁ドンしてたしな。)

糸師凛

…チッ、んなのしてどうなんだよ、時間の無駄だろ。

糸師凛

だいたい、俺はあいつなんかどうでもいい、しょうもねぇ早とちりしてる暇あんならさっさと練習行けよ。クソが。

糸師冴

…お前もな。

柏木響

〜〜、〜…。

森宮紗奈

〜〜、〜〜？

糸師凛

(チッ、クソが…。)

糸師凛

(なんで今1番人と会いたくねぇ時に今1番会いたくねぇやつと
出会うんだよ。)

森宮紗奈

…！

糸師凛

(あいつ、気付きやがった…帰るか、もう。)

森宮紗奈

〜〜、〜〜！

森宮紗奈

(帰)

糸師凛

…はぁ。

糸師凛

行けってことかよ、めんどくせぇ。

"悪かった"

まさか、凛くんからそんな言葉が出てくるなんて思わなかった。

柏木響

えっ…とぉ？

糸師凛

…ちっ、昼休憩の時のだよ、分かれよ、グズ。

柏木響

…。

柏木響

(え、この人私に謝ってきたよね？すごい反抗的なんですけど。)

柏木響

えっと、あぁ…大丈夫だよ、気にしてない。

柏木響

(むしろちょっとドキッとしたなんて口が裂けても言えない。)

糸師凛

…そうか、ならいい。

糸師凛

それだけ言いに来ただけだ。

柏木響

…えと、練習はしないの？

糸師凛

…そもそも、んな小さい公園で1人でできる練習なんざ
限られてんだよ、必要ねぇ。

柏木響

そっか、そうなんだ…。

柏木響

(てか待てよ、そもそもこの公園ってボールアリなのか？)

柏木響

(え、なんか不安になってきた。)

糸師凛

なんだよ、そのアホ面。

柏木響

相変わらず一々失礼だなぁ！？

柏木響

…ねぇ、凛くん。ちゃんと公園の看板見て確認してから
ボール持ってきてるんだよね？

糸師凛

…あ？看板？どうでもいいだろそんなん。

柏木響

よくねぇええええよ。

糸師凛

きめぇ。

柏木響

辛辣。

柏木響

…ふふっ

糸師凛

…。

柏木響

マジで引いてる顔やめて？

柏木響

いや、なんかさ…こうやって喋ってると、
考えてたこと全部どーでも良くなってきてさ。

糸師凛

…脳みそメロンパンになんぞ。

柏木響

うっさいもうなってるわ。

糸師凛

それもそうだな。

柏木響

おいっ

柏木響

…ねぇ、ひとつ聞きたかったことがあって、

糸師凛

…。

柏木響

この前の、英語の勉強会の帰りさ、"似合ってねぇよ"
って言ってたじゃん。あれ、どういう意図で言ったの？

糸師凛

…あ？意図なんざねぇよ、思ったまんまのこと言っただけだ。

柏木響

なんでそう思ったの？

糸師凛

…チッ、今日はやけにグイグイくるな…。

糸師凛

…いつもと同じか。

柏木響

勝手に自己完結させないでよ。

糸師凛

はぁ…あのとき、お前顔真っ青だっただろ。

柏木響

あー、うん…ちょっと嫌な記憶思い出しちゃって。

糸師凛

…普段うるせぇお前が、急に真っ青な顔しても似合わねぇっつったんだよ。

柏木響

。。。

糸師凛

…？、なんだよ、こっち見んな。

あれ、おかしいな…。

君の耳が微かに染まってるのは、夕日のせい？

それとも＿

柏木響

最後まで見てくださり、ありがとうございました！

柏木響

投稿する度に、あぁ、自分は宿題溜め込むタイプだなぁと思っております。

柏木響

理想は土、日、月に一シリーズずつ投稿です。
理想はね。

柏木響

では、次回もお楽しみに。

隣の席の糸師凛

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