shp
って、なんやチーノか
shp
は…?
ci
やっほ〜
見間違えでもない
何度も目を擦ってみたが確かに ソイツは居る
shp
なんで…?
shp
なんで…
もう1人の俺がいるんや?
目の前でチーノと楽しそうに会話をする俺
shp
チーノ!チーノ!
チーノの体を揺さぶろうとしても まず触れることすら出来ない
shp
くそっ、なんでっ
次第に息が切れ始める
shp
はぁ…はぁ…
俺が疲れて下を向いているとドアが開く
ci
それじゃ、頑張れよー
shp
そっちこそ
会話が終わったらしい
shp
チーノ!
何度呼んでも届かない
手を掴もうにも触れない
shp
くそがっ…
涙が溢れる
これも、あの時の罰なのだろう
shp
もう、いっか…
誰も俺の存在に気づきはしない
泣いても大声で叫んでも
向こうには伝わらないから
俺は
諦めることにした