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コメント
1件
小学生高学年の頃
私の事を男の子が 好きだと言ってきた後のことだった
生徒
生徒
理瀬
生徒
生徒
クラスの男の子は味方だった
私は女子に妬まれる事が多い
その為クラスの女子全員は 私の味方をしてくれなかった
生徒
生徒
理瀬
生徒
私はそんな日常に耐えられず 小学生卒業と同時に引っ越した
そして中学は変わった
中学3年生
小学生の頃は身なりも整えて 可愛いゴムでハーフアップ
あの時のように女子から 反感を買いたくない
髪はクシでとかさず 身なりは綺麗にしようとしていない
それがクラスに馴染む 最善の行為だと思ったからだ
生徒
理瀬
理瀬
本当は可愛い自分でいたい
だけど女子と仲良くなりたい
自分を偽っていた
高校1年生
中学生の時のように 適当な身なりで入学式を終えた
隣の席には三つ編みの 背の高い男の子がこちらを見ていた
理瀬
蘭
蘭
理瀬
理瀬
蘭
蘭
理瀬
理瀬
私がいじめられるきっかけとなる 告白をしてきた男の子だ
理瀬
蘭
蘭
理瀬
理瀬
蘭
蘭
多分複雑な顔をしていただろう
彼は悪く無いのに 傷つけてしまったかもしれない
蘭
理瀬
蘭
蘭
理瀬
蘭
彼は小声で何かを呟いた
理瀬
蘭
蘭
理瀬
彼に手を出され握手をした
その手は小学生の頃の彼とは 思えないほどたくましく感じた
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝♡100