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次の日

ガラガラガラ...。

私は、教室のドアを開けた。

内野 尚斗

あっ!夏目おはよ。

熊 夏目

えっ?あっ、おはよう。

内野 尚斗

昨日大丈夫だったか?

内野 尚斗

ごめん俺...。

熊 夏目

あー

熊 夏目

あのことは、もういいよ。

内野 尚斗

えっ、でも……!

熊 夏目

もう解決したんだ。

内野 尚斗

そーなの?

内野 尚斗

それならいいやwww

熊 夏目

あははは。

湊 かなめ

夏目……おはよう。

熊 夏目

かなめ……...。

熊 夏目

おはよう!

湊 かなめ

?!

熊 夏目

どうしたー?元気ないよーww

湊 かなめ

あの、昨日は...。

熊 夏目

えっ?なんのこと?

熊 夏目

ごめん。私バカだからすぐ忘れちゃうんだ~ww

湊 かなめ

な、夏目~‪( ´•̥  ̫ •̥` )‬

熊 夏目

もー、泣き虫ちゃんだなーw

ガラガラガラガラ

「コラー。チャイムなっただろ。席付けー。」

熊 夏目

あれ?

熊 夏目

はじめがいない...。

「突然なんだが...。」

「昨日、はじめが...。」

「家からいなくなったそうだ。」

熊 夏目

えっ!?

湊 かなめ

?!

内野 尚斗

なっ!なんで?!

「なぜだかは分からないが、突然消えたそうだ……。」

熊 夏目

…………………………。

熊 夏目

なんで...。なんで...。

熊 夏目

……うっ!

バタンッ!

内野 尚斗

?!

内野 尚斗

夏目?夏目?!

気がついたら私は、保健室のベットで横になっていた。

熊 夏目

ん……んん。

湊 かなめ

?!

湊 かなめ

夏目!

熊 夏目

……かなめ?

湊 かなめ

よかった。よかった。

熊 夏目

かなめ、ずっといてくれたの?

湊 かなめ

当たり前だよ。友達だもん!

熊 夏目

かなめ~...。

湊 かなめ

うふふ。

湊 かなめ

ほんと元気になってよかった。

湊 かなめ

なんで倒れたりなんかしたの?

熊 夏目

んー……。自分でも分からないんだ。

湊 かなめ

えっ?

熊 夏目

でも、なにか思い出しそうで...。

熊 夏目

はじめがいなくなったって聞いた時に、なにか思い出しそうになって...。

熊 夏目

急に頭が痛くなって、吐き気がして...。

湊 かなめ

……………。

湊 かなめ

夏目...。なにか思い出さないの?

熊 夏目

んーーーー。

湊 かなめ

……………………。

湊 かなめ

夏目、昔仲がよかった男の子いたよね?

熊 夏目

いたっけ?

湊 かなめ

うん。いたの。

湊 かなめ

その子ね、ある日突然消えちゃったの。

熊 夏目

えっ...。

湊 かなめ

誰にも、何も言わずに姿を消した。

熊 夏目

…………っ!!

湊 かなめ

夏目!

湊 かなめ

しっかりして!

熊 夏目

うっ、うううぅ...。

熊 夏目

待って、なにか思い出しそ...。

熊 夏目

あっ!まって!

熊 夏目

私が仲の良かった子って、まさか...!

湊 かなめ

……うん。

熊 夏目

……っ!

湊 かなめ

夏目?!

湊 かなめ

どこ行くの?まだ学校……!!

いてもたってもいられなくなった。

私は、学校をとびだし走り出した。

熊 夏目

(嘘。はじめが...。まさか、まさか。)

熊 夏目

(どこにいるの?はじめ!どこにいるの?)

熊 夏目

(っ!昔、あの男の子と2人で毎日遊んでいた公園が...。)

熊 夏目

(もしかしたらあそこに...。)

私は、いそいでその公園に行った。

熊 夏目

はじめ!はじめ!

呼んでも返事はなかった...。

そうだ、いるわけがないんだ。

熊 夏目

……はじめ。

私は、その場に崩れ落ちた。

熊 夏目

まただ...。

熊 夏目

またこれだ...。

熊 夏目

また私は、一人ぼっち……...。

熊 夏目

うっ、うううぅ...。

自然と涙がでてきた。

熊 夏目

はじめ……!はじめぇぇ!

寺島 はじめ

寺島 はじめ

……なんだよ。そんな大声で呼ぶな。恥ずかしい。

熊 夏目

っ!

熊 夏目

はじめ!

寺島 はじめ

……また、泣いてたのか?

寺島 はじめ

寺島 はじめ

よしよし。

熊 夏目

………………!

熊 夏目

はじめが、あの時の男の子だったんだね...。

寺島 はじめ

……!誰にそれを……。

熊 夏目

なんで黙ってたの?

寺島 はじめ

それは……。

熊 夏目

こたえて!!

寺島 はじめ

夏目が辛い思いをするのが嫌だった...。

寺島 はじめ

夏目には、笑っていてほしかったんだ。

熊 夏目

なんで...なんでよ。

熊 夏目

なんであの時、何も言わずにいなくなっちゃったの?

寺島 はじめ

……ごめん。

熊 夏目

バカ!

熊 夏目

バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ!!

寺島 はじめ

……………………。

熊 夏目

熊 夏目

もう私を、ひとりにしないで...。

寺島 はじめ

っ!

ギュッ。

寺島 はじめ

寺島 はじめ

もう絶対に夏目をはなしたりしない!

寺島 はじめ

夏目の前から、消えたりなんかしない!

熊 夏目

っ!

熊 夏目

……うん。

熊 夏目

約束だよ?

熊 夏目

寺島 はじめ

あぁ...。

寺島 はじめ

約束な?

寺島 はじめ

寺島 はじめ

これからも、ずっと一緒だ...。

熊 夏目

うん...。

寺島 はじめ

何があっても、はなさねーから...。

寺島 はじめ

覚悟しとけよ?

熊 夏目

……うん。

寺島 はじめ

お前の涙は、もう見たくないから...。

最後まで見てくれて、ありがとうございました。 これからもたくさんかいてって思った方は是非、いいね押していってください! ありがとうございましたʬ( ´・֊・` )ʬ

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