三月
やっぱり気になって、ダンスもままならなくなった頃、本人に聞いてみた。
大和
ソファーに座りながら大きく溜息を着いたと思えば「大丈夫。スランプみてぇなもんだろ。迷惑かけてごめんな。」と笑ってみせた。
そのまま立ち上がり、壁を伝えながら、ゆっくり部屋に歩く大和さんを、俺は追いかけられなかった。
何か、現実から逃げたいような、そして置いていかれたという虚無に閉ざされた。
三月
今さっきまで大和さんが座っていたんだ。当たり前のようにソファーは暖かい。
そこに腰を沈め、心做しか溜め息まで飛び出る。
環
三月
環
三月
環
三月
王様プリンのクッションをぎゅうっと抱いてニッと笑う環は素直に優しいんだろう。
環
三月
環
唐突に言われてフッと吹き出してしまう。
三月
環
三月
環
三月
環
デリケートな話題だからと避けていたこと。
環は不器用だけど素直に伝えてくれた。
三月
コメント
2件
や、やべぇ…みっきーが ミッ○ーに聞こえる… (」^o^)」助けてぇぇぇぇぇ