千咒
ジブン誰を信じるのが正しいか分からないや…
柚(ユズ)
ねぇ、千ちゃん
千咒
何?
柚(ユズ)
知らない世界で誰も信じられない。
柚(ユズ)
それは、当たり前だと思う
柚(ユズ)
私だって信じない。
柚(ユズ)
誰かを信じるなんてさ
柚(ユズ)
友達になったり
柚(ユズ)
恋人になったりした後の事なんだよ。
柚(ユズ)
千ちゃん
千咒
ん?
柚(ユズ)
友達になろうなんて言わないよ。
柚(ユズ)
だけど、、
柚(ユズ)
一緒に居よ?
千咒
泣
千咒
うん!ニコッ
柚(ユズ)
ニコッ
咲良
明るくて、楽しくて
咲良
時々悲しい顔をするけど
咲良
それを隠すように笑って
咲良
それでも…榊は私の大切な執事なの!
榊
お嬢様…泣
咲良
分かってるのか!?
榊父
だがしかし.
咲良
私の執事を勝手に連れて行くなんて許さない。
咲良
榊は私のよ!
榊
お嬢様…!!もう…いいんです泣
咲良
良くない!!
榊父
貴女は本気でこいつが執事を務めるとでも!?
咲良
ちがう!そんな事はとっくに出来てる!!
咲良
ずっと続けられるか信じられるかどうかだ!
咲良
私は、榊を信じた。
咲良
あんたはどうだ!
咲良
娘を!信じて見せろよ!
榊父
クッ
咲良
そんな初歩的な事を信頼出来ないなら!もう私の執事には二度と会う資格はない!
榊
お嬢様…泣
榊父
チッ
榊
待って
咲良
榊?
榊
大丈夫ですよニコッ
咲良
……
榊
お父様
榊父
なんだ。
榊
私は…いえ僕は
榊
咲良お嬢様の元で執事としてやれるように1人で努力してきました。何故なら、あなたが1度も僕に教えて下さったことがなかったからです。
榊
それを今更"教えるから戻れ"
榊
なんてことが叶うわけないでしょ!!
榊
僕はあなたに教わる事は無いです。
榊
二度と会わない。
もう、お父様とお呼びする事は
ないでしょう。
もう、お父様とお呼びする事は
ないでしょう。
榊
僕自身あなたを父だとは金輪際思いません。
榊父
(・д・)チッ
榊父
わかった。
咲良
…榊
榊
はい、お嬢様ニコッ
咲良
ありがとうニコッ
榊
(*`∀´*)ニカッ