遥香(はるか)
で、何?
いじめっ子A
何じゃねーよ
いじめっ子B
分からない?
遥香(はるか)
昨日言ってたの本気なんだ?w
遥香(はるか)
あんたら暇そうだもんねw
いじめっ子A
お前が結翔くんや晴人くんと仲良くしなければいいのよ!
遥香(はるか)
それは無理。だって楽しいしあんたらに決める権利無くない?
いじめっ子B
そんな事言ってると口縫うぞ?
遥香(はるか)
やってみなよ
いじめっ子A
……やってやるよ
いじめっ子B
まじでやるの?
いじめっ子A
当たり前じゃん
いじめっ子B
…分かった
その時いじめっ子Aのポケットからキラッと光る針と糸が出てきた
それが私の口に物凄い早さで近づいてきた
私はとっさに手で口をおおった
遥香(はるか)
痛っ
針が手に刺された
いじめっ子B
っ!?
いじめっ子B
あんた…何やってんの?
いじめっ子A
…ざまぁみろ
いじめっ子A
それで反省しときな!!
いじめっ子A
行くよ…
いじめっ子B
う、うん
2人は驚きながら去って行った
遥香(はるか)
いたい…
遥香(はるか)
保健室行かなきゃ…
動こうとしたけど腰が抜けて動けなかった
そんな時…
晴人(はると)
…遥香?
遥香(はるか)
なんであんたここにいんのよ
晴人(はると)
いやちょっと先生に呼ばれて…ってお前手どうした!?
遥香(はるか)
…ちょっと針が当たちゃって…
晴人(はると)
早く保健室行くぞ!
遥香(はるか)
自分で行けるからいいよ
晴人(はると)
でもお前腰抜けてんじゃん
遥香(はるか)
違うからちゃんと自分で行けるから早く行って
晴人(はると)
でも…
遥香(はるか)
いいから!
晴人(はると)
んだよ人が折角優しくしてやってんのにさ
遥香(はるか)
別にお願いしてないじゃん
晴人(はると)
お前最低だな
自分でも分かってる…最低だって事…
遥香(はるか)
早く行きなよ
晴人(はると)
言われなくても行くよ
ほんとに最低だ私…
どうすればいいの…