12月31日の11時頃。
僕はテヒョニヒョンと両思いだったことが発覚して付き合った。
そう、 ここまではよかったのだが、 翌日に問題が起きてしまった。
JUNGKOOK
昨日の夜に僕の思いを一気に告白したせいで、 少しギクシャクする。
テヒョニヒョンはというと、 いつも通りみたいだ。
V
『………ん』!?
朝の挨拶をちゃんと返してくれないことは度々あったのだが、 1文字だけの返事なんて今までなかった。
それに、 そんなにもすました顔で、 ん、 とだけ返事されて僕は戸惑う。
昨日は、 みんなでお酒飲んで祝いあっていた。
僕もみんなも泥酔いになっていたみたいだし、 僕の記憶にはないが酔った直後に、 なにかテヒョニヒョンに申し訳ないことでもしたのだろうか。
でももし、 何かしたとしたらテヒョニヒョンは怒っているはずだ。
こんなにすました顔してるし、 怒っている時は誰が見てもわかるほど態度や顔に出るし…。
怒ってはないのか…?
JUNGKOOK
JUNGKOOK
V
本当に何もなさそうな、 純粋で優しい顔のままだ。
だが、 優しそうなのは顔だけであって言うことは冷たい。
V
JUNGKOOK
変な威圧に押されてとっさに出た言葉を最後に、 テヒョニヒョンは早足でリビングに行ってしまった。
怒っている様子もないし何かあった訳でもない。
なら、 何が原因でああなってしまったんだろう。
悩んでも仕方ないよね…
聞けば…
なんて思っていても、 本当は僕が何かしてしまったのでは、 そんな不安が押し切ってきて、 聞こうとした勇気が一気に引き下がる。
こんなにも冷たいのは初めてだけど、 まあまあ冷たい時もあったわけだし…
今日たまたま冷たくなりすぎただけでは、 といい方に考えては、 また悪い方に考えて、 と気分が上がったり下がったり。
悩むのは正直、 仕事するよりも疲れる。
やっぱり聞いた方がいいよね…。
何か勘違いしていたら嫌だし… 胸あたりがモヤモヤするし。
JIMIN
JUNGKOOK
JIMIN
JUNGKOOK
JUNGKOOK
JUNGKOOK
なんて言うと、 ジミニヒョンは気になるような変な笑みを浮かべた。
口角を上げて、 目は半開きで、 手は顎にそえて。
………?
JUNGKOOK
JIMIN
JIMIN
JIMIN
と、 最後に意味のわからない発言をするとジミニヒョンもリビングへと入っていった。
テヒョニヒョンも、 ジミニヒョンもおかしい。
頭にハテナを何十個と浮かべながら、 僕もジミニヒョンの後にリビングへと入る。
リビングにはテヒョニヒョンとジミニヒョンしかいなかった。
そして、 僕が入るやいなや何か2人で耳打ちをしあって…。
…なんだろう…?
そう思って15分くらいが経過した後、 ジミニヒョンがあくびをひとつしてリビングを出ていってしまった。
" そんなこと考えなくて大丈夫だよ " なんてジミニヒョンに言われたが、 やっぱり気になってしまうのがこの僕。
聞かないと、 安心できないし、 それに " あいつ安心しすぎだろ " ってどういうことか知りたいし。
JUNGKOOK
JUNGKOOK
僕が名前を呼ぶと、 酷く驚くテヒョニヒョン。
なんでそんなに驚くのかは置いといて、 僕は小さな勇気を絞り出し、 単刀直入に言う。
JUNGKOOK
JUNGKOOK
コメント
35件
ちょっともぅ……リアルでニヤニヤしちゃってそれを抑えようとしてめちゃめちゃ厳つい顔みたいになっちゃったじゃないですかぁ!!!🥰最 & 高………全私が悶えて死亡しました←←🤗 最近あまり浮上できてなかったんですけどこれからは沢山浮上するので星さんの作品にいち早く!!駆けつけるようにしたいと思います……星さんの作品生命の源なんで🥺 (あ、申し遅れましたちよです←)
星ちゃん~ 今、旅行から帰ってきましたっ!! やはりストーリーは神ですっ 続きがめっちゃ気になるうぅ