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ころろ
琴の仮アパート
琴
夢ノ咲学院の空色制服に身を包んだ僕は、姿見で整える。 髪をヘアピンでくくりあげてはカバンを持つ。
琴
それだけ告げては家を出た。
夢ノ咲学院の通学路
琴
なんて他を見て歩いていると・・・
『うわっ!?』
琴
?
琴
ぶつかってしまった男の子のネクタイの色は赤色。 きっと僕と同じ、一年生だろう。 なんて言うか、僕より随分大人っぽいけれど。
?
藍良
琴
絵に描いたような美貌にたじろいでいたが、彼、こと『藍良』がたくさん話してくれたおかげで少し緩和された。
藍良
琴
『ヒロくん』とは誰だろう。なんて考えつつも藍良との会話に花を咲かせていた。
藍良の口から発せられる『アイドル』についてはメジャーで知っている人から知らないマイナーな人までぽんぽん出てきて飽きがこない。
藍良
琴
藍良
琴
夢ノ咲学院玄関前
やっとの思いで学院については、玄関前に人だかりがあったのを見つけた。 同じ色のネクタイの人が多く集まっていたので、きっとクラスでも張り出されていると思った。
琴
藍良
とことこと歩いては、クラス表を見る。 『飯尾 琴』の少し下に『白鳥 藍良』の文字。 よかった、同じクラスだ。
と。
『藍良!!』
琴
突如として飛んで来た声にあからさまにビクッとする。
藍良
一彩
琴
『ヒロくん』と呼ばれた人の発した【友達】と言うワードにばくんと心臓が跳ね上がる。
琴
藍良
琴
一彩
琴
藍良
一彩
琴
一彩
都会人ってこんな調子なのか。 なんか忙しい子。
まだわかんないことも、知らない人もいっぱいいるけど、でも
すっごく楽しくなりそうだなぁ・・・!
ころろ
ころろ