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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

ころろ

♡ありがとうございます!それでは第一話
『謎の少年との出会い』
です!

琴の仮アパート

よし、華の高校生デビューするぞ・・・!

夢ノ咲学院の空色制服に身を包んだ僕は、姿見で整える。 髪をヘアピンでくくりあげてはカバンを持つ。

行って来ます。

それだけ告げては家を出た。

夢ノ咲学院の通学路

(やっぱり都会っ子はキラキラしてるな・・・)

なんて他を見て歩いていると・・・

『うわっ!?』

え、あ、だ、大丈夫・・・?

ったた・・・こっちこそごめんねェ、大丈夫?

うん。あ、その制服とネクタイ・・・もしかして同学年・・・?

ぶつかってしまった男の子のネクタイの色は赤色。 きっと僕と同じ、一年生だろう。 なんて言うか、僕より随分大人っぽいけれど。

うわァ!!同学年の子と初日に会えてよかった!

藍良

おれ、『白鳥 藍良』!今日から入った入学生!

僕、『飯尾 琴』。よろしくね。

絵に描いたような美貌にたじろいでいたが、彼、こと『藍良』がたくさん話してくれたおかげで少し緩和された。

藍良

ここであったのも何かの縁だし、よかったら一緒にいこ?ヒロくんは全然来ないし・・・

あ、うん。ぼ、僕でよかったら・・・

『ヒロくん』とは誰だろう。なんて考えつつも藍良との会話に花を咲かせていた。

藍良の口から発せられる『アイドル』についてはメジャーで知っている人から知らないマイナーな人までぽんぽん出てきて飽きがこない。

藍良

そういえば、琴くんもアイドル科なの?

僕はプロデュース科だよ。

藍良

そうなんだァ・・・今はプロデュース科もアイドル科とおんなじクラスにいるから同じだったら良いね!

うん・・・!

夢ノ咲学院玄関前

やっとの思いで学院については、玄関前に人だかりがあったのを見つけた。 同じ色のネクタイの人が多く集まっていたので、きっとクラスでも張り出されていると思った。

あそこ、クラス貼られてるんじゃない?

藍良

あ!そうっぽい!

とことこと歩いては、クラス表を見る。 『飯尾 琴』の少し下に『白鳥 藍良』の文字。 よかった、同じクラスだ。

と。

『藍良!!』

うわっ!?

突如として飛んで来た声にあからさまにビクッとする。

藍良

ヒロくん!?ほんと恥ずかしいからやめてほしいんだけどォ・・・

一彩

ウム!ごめんよ!今日は寝坊してしまったんだけど・・・友達ができたんだね!

ともっ・・・!?

『ヒロくん』と呼ばれた人の発した【友達】と言うワードにばくんと心臓が跳ね上がる。

(あぁ、嫌なこと思い出しちゃったな。)

藍良

?大丈夫?

あ、うん!大丈夫・・・!

一彩

よかったら僕とも友達になろう!

え?

藍良

ちょっと!?ヒロくん初対面でしょ!?ちゃんと自己紹介とかしないとわかんないんだし。

一彩

む、それもそうだね!僕の名前は『天城 一彩』だよ!

僕、琴。よろしくね。一彩くん・・・?

一彩

ウム!

都会人ってこんな調子なのか。 なんか忙しい子。

まだわかんないことも、知らない人もいっぱいいるけど、でも

すっごく楽しくなりそうだなぁ・・・!

ころろ

はい!琴くんの隠された過去については話数を重ねて暴いていこうと思います!

ころろ

♡→10
で続き書きます!

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