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ガッ
典子
真理佳
真理佳
愛美
愛美
典子
真理佳
愛美
愛美
真理佳
典子
真理佳
真理佳
愛美
典子
真理佳
典子
典子
真理佳
真理佳
典子
愛美
愛美
真理佳
典子
真理佳
真理佳
真理佳
愛美
真理佳
真理佳
バシャッ
真理佳
愛美
真理佳
愛美
真理佳
典子
私は
いじめられている
同じクラスの真理佳と愛美の二人に
中学校に入学して
友達ができず一人だった私
その二人にとって
私はちょうどいいターゲットだったんだろうな
典子
全身びしょ濡れだ
家には夜遅くに帰ってくる父しかいない
母は私の幼い頃に亡くなった
担任の原田先生はたぶん見て見ぬふり
辛い
辛いな
まだ中学一年生の九月だし
終わりは遠い…
翌日
真理佳
真理佳
典子
典子
真理佳
真理佳
典子
黒板消しで頭を叩かれそうになる
反射的に目をつぶろうとした
原田先生
真理佳
典子
原田先生
典子
原田先生
典子
真理佳
真理佳
いや、真理佳から逃げられるからよかったけど…
でもなんで私に頼むんだ
てか家庭科の先生なら、自分一人でチャチャッとできないのか?
典子
愛美
愛美
愛美
典子
典子
愛美
愛美
愛美
典子
愛美
愛美
愛美
典子
やだ
行きたくない
行きたくないけど…
もし
私以外の誰かに
危害が加わったら…
放課後
典子
どうしよう
いや、どうにもできないんだけど
やっぱり行くしかないか…
屋上に向かう
これ以上ないくらいの憂鬱
屋上へと続く階段を上り
ドアを開ける
典子
誰か寝てる?二人…
少し近付いて見てみる
典子
典子
寝ているんじゃない
倒れていた
そして、その二人は
真理佳と愛美だった
思わず後ずさる
二人の身体と
床と
近くに落ちていた包丁は
赤い液体で染まっていた
典子
思わず後ずさった
そのとき
?
典子
聞き覚えのある、ありすぎる声
ゆっくり振り返る
典子
いつも以上に上手く声を出せない
?
?
原田先生
そう笑顔で言った原田先生
の服には
赤い模様ができていた
倒れている二人と同じ赤色だ
そんな
どうして
典子
典子
原田先生
原田先生
先生はまだ口元に笑みを湛えている
典子
原田先生
原田先生
典子
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
典子
原田先生
原田先生
原田先生
そんな
そんな風に思っていたのか
典子
典子
典子
典子
原田先生
なんで先生はこんなに自然体でいられるのだろう
殺人という重い罪を犯して
何も感じないのだろうか
そんなに
先生は薄情なのだろうか
原田先生
原田先生
原田先生
典子
そうなのか
もう、解放されるのか
あの地獄のような生活から
でも
典子
典子
原田先生
自首するのか
逃げるのか
隠し通すのか
どうするのか考えていると
ふいに原田先生がこっちに向かってきた
思わず一歩下がる
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
典子
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
典子
目を見開く
手に汗が滲む
足が震え出す
分かってしまった
先生が
何を言おうとしてるのか
原田先生
逃げないと!!
典子
だめだ
腕を掴まれてしまった
強い力
先生の瞳は煌々としていた
原田先生
典子
原田先生
原田先生
な、なにそれ
今言うこと?
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
典子
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
…そんな
頼まれて包丁を綺麗に並べるとき
包丁を触ったことが
今に繋がっていたなんて
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
典子
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
トン
典子
落ちる
落ち
典子
グシャ
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
原田先生
ニュースキャスター
ニュースキャスター
ニュースキャスター
ニュースキャスター
ニュースキャスター
ニュースキャスター
ニュースキャスター
ニュースキャスター
ニュースキャスター