赤
桃
赤
おれはさとちゃんの低い声が苦手
かっこいいじゃん、って?
...かっこいいけど、怒ってるみたいで怖いから、
おれは苦手、かな
赤
桃
桃
桃
おれを心配そうに見つめてくる彼
こういう目はすき
あったかくて、優しいから。
赤
桃
おれ愛されてるんだなってわかる
この瞬間が1番幸せ
でもこの日はちょっと違った
赤
桃
赤
桃
いつもと違う冷たい目に
低い声
そして素っ気ない返事
誰が見ても不機嫌
おれはそれがこわくて
少しでも機嫌を治して欲しくて
ついしつこく話しかけちゃった
赤
赤
桃
さとちゃんに睨まれた
こんなこと初めてで
おれは泣いてしまった
赤
りいぬが泣いてしまった
いやおれが泣かせたんだ、
赤
そう言って部屋を出ようとするりいぬを抱き寄せた
赤
赤
おれが抱きしめてもりいぬは小さくうずくまったまま
桃
赤
りいぬは安心したのか小さな手でしがみついてきた
その仕草さえも愛おしい
桃
桃
赤
赤
赤
赤
桃
涙でぐしゃぐしゃになってる顔もかわいい
そんなことを思いながら涙が伝うりいぬの頬にそっと触れた
赤
おれの手に顔を擦り付けてくる
桃
赤
そう言うとりいぬは恥ずかしかったのか下を向いてしまった
桃
赤
そんなわがままな彼女の唇を強引に奪った
赤
赤
桃
おれも愛してる、と顔を赤らめながら言う彼
甘い夜はまだまだ続きそうです。
最後まで読んでくれてありがとうございますᐡ߹𖥦߹ᐡ
コメント
13件
フォロー+連載ブクマ失礼します!! m(_ _)m
フォロー&ブクマ失礼します!!
うぅ、、好きです😿😿フォローとブクマ失礼します😿